「G Data インターネットセキュリティ 2012」など個人向け3製品を発表――G Data説明会:もう重くないと言い切れる!
G Data Softwareが個人向けセキュリティ製品の2012年版を発表、同日より試用版のダウンロード配布も開始した。強固なダブルエンジンを踏襲しつつ、さらに軽くなった。
G Data Software(以下、G Data)は6月23日、個人向けセキュリティ製品の2012年版を発表、同日よりダウンロード版の販売を開始した。パッケージ版はジャングルを通じて7月7日より発売する。
製品ラインアップは、アンチウイルスに特化した「G Data アンチウイルス 2012」、ウイルス対策に加えてフィッシングや不正アクセス防止機能などを備えた「G Data インターネットセキュリティ 2012」、セキュリティ機能に加えてバックアップやOS最適化機能も含んだ「G Data トータルケア 2012」の3製品。2つのスキャンエンジンによる高い検知性能を継承しつつ、2012年版ではシステムへの負荷をさらに抑えた設計になっているのが特徴だ。
具体的には、システムのリソースを監視し、定義ファイルのダウンロードがユーザーの作業をじゃましないタイミングで実行されるようになったほか、複数のタスクが走るシステム起動時のスキャンを避け、10分後からアイドリングスキャンを行うように改められた。また、クラウド技術を使った機能も強化され、インターネット上からダウンロードした実行ファイルやPDFファイル、メールの添付ファイルなどは、定義ファイルがなくてもリアルタイムでスキャンすることが可能になっている。
製品説明会に登壇したG Data Software日本支社長のJag山本氏は、「さまざまな技術の登場によって、個人向けのセキュリティ対策製品は今後必要なのかと聞かれることがあるが、デジタルデバイスが増えればPCはPCでしかできないことに需要が特化していくだろう。その結果、ハブになるPCには重要なデータが集中していくことになる。今やPCにはプロ向けのセキュリティと同じレベルの性能が求められるようになっている」と述べ、検知率で高い評価を得ているG Dataの存在感を強調したうえで、「G Dataというと、2つのエンジンを搭載するために“重い”というイメージを持たれがちだが、日本市場に参入して5年間、他社製品が軽さを追求するために機能を制限する一方で、G Dataは性能を第一に考え、どの機能もオフにしていない。何の機能もカットせずにここまで軽く改良してきた。そして2012年版では、ついに重くないと言い切れるところまできた」と、最新版の特徴をアピールした。
ダウンロード版のラインアップと価格は以下の通り。
製品名 | ライセンス | 価格 |
---|---|---|
G Data アンチウイルス 2012 | 1年版/3台用 | 2980円 |
G Data アンチウイルス 2012 | 2年版/3台用 | 4480円 |
G Data アンチウイルス 2012 | 3年版/3台用 | 5980円 |
G Data インターネットセキュリティ 2012 | 1年版/1台用 | 2980円 |
G Data インターネットセキュリティ 2012 | 2年版/1台用 | 4480円 |
G Data インターネットセキュリティ 2012 | 3年版/1台用 | 5980円 |
G Data インターネットセキュリティ 2012 | 1年版/3台用 | 3480円 |
G Data インターネットセキュリティ 2012 | 2年版/3台用 | 5280円 |
G Data インターネットセキュリティ 2012 | 3年版/3台用 | 6980円 |
G Data トータルケア 2012 | 1年版/3台用 | 4980円 |
G Data トータルケア 2012 | 2年版/3台用 | 7480円 |
G Data トータルケア 2012 | 3年版/3台用 | 9980円 |
G Data インターネットセキュリティ 2012 | 1年版/5台用 | 9980円 |
G Data インターネットセキュリティ 2012 | 1年版/10台用 | 1万7360円 |
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