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「ライバル不在で共倒れなんてケースも……」 自発的なAMD応援フェアの心境:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
先週末も「Sandy Bridge-E」関連パーツの新製品がたくさん登場した。インテル陣営が勢いに乗る一方で、AMD FXシリーズを投入したAMD陣営は、電気街の現場から“自発的”に応援されている。
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「なにげに1ミリ厚のスチールを使っています」――PC DIY SHOP FreeTブランドのmini-ITXまな板
最後は、PC DIY SHOP FreeTのショップブランドケース。mini-ITXマザーの検証用まな板キット「FT-miniITA01」「FT-miniITA02」で、価格はどちらも3980円となる。
ともに、2枚のスチール板と支柱をセットにしており、miniITA01はmicro ATX電源固定用で支柱が80ミリとなる。miniITA02はACアダプタ給電用で、支柱高は50ミリ。上部のマザー板に、別売りのスペーサー(600円)を取り付ければ、上部に積み重ねが可能だ。
同店は「意外とmini-ITXサイズの検証台はなかったので、作ってもらえる企業を探して商品化させてもらいました。PCパーツのスチール板は、最近厚手でも0.8ミリ程度が多いですが、これは1ミリあるので、工具が当たって角が曲がるといったことはまずないでしょう」と話していた。
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なお、好評を博しても、必要最低限のオプションアイテムの追加にとどめる方針だとか。「たとえば電源ランプの単品ならすでに販売しているメーカーさんがいますから、我々はなるべく被らせないで展開していこうと思っています。徹底的な隙間産業という感じで、共存共栄を図っていきたいと思っています」という。
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