DDR3メモリの価格動向 「気持ち上がりはじめたくらい、かな」:週末アキバ特価リポート(1/2 ページ)
値上がりのウワサが流れていたDDR3メモリだが、一部のショップでまずはDDR3-1333からわずかな値上がりがみられるようになっていた。
「タバコひと箱分という感じでしょうか」
年明け早々流れたDDR3の値上がりのウワサだが、売れ筋のDDR3-1333 4Gバイト×2枚セットと8Gバイト×2枚セットのわずかな上昇が一部のショップでみられた。あるショップは「4Gバイト×2枚セットでタバコひと箱分の上昇といったところでしょうか。DDR3-1333の値動きは始まった感がありますが、これがDDR-1600にも広まっていくのかなと思います」と話している。
ただし、まだ変化が表に出ていない店舗も多い。ツートップ秋葉原本店は「今週末は従来どおりの価格でいけるかなと思います。まあ、急激なアップはなく、あってもジワジワという感じの動きでしょうから、あるときを境に変わるみたいなことはないでしょう」と読む。
DDR3メモリの価格動向に注目が集まる一方で、一時期のピークからHDDも値下がりを続けている。PC DIY SHOP FreeTは「いまでも供給量は不足していますが、仕入れ値が落ち着いているので、価格自体はゆるやかに正常化に向かっている印象です。とはいえ、昨年の夏ごろほどの状態まで戻るかは分かりませんが……」と語る。
そうした状況から、ショップごとに特定の型番のHDDがキャンペーン特価で戦略的に安く売られることも増えてきた。今週末目立っていたのはクレバリー1号店だ。サムスンの1Tバイト2.5インチHDD「HN-M101MBB」が、通常の1万840円から8970円に限定的に値下げされていた。さらに、オウルテックの「黒角 QWL-ESL35/U3」(3280円)やザルマンの「ZM-VE300」(5470円)などの外付けHDDケースとセットで買うと1000円引き、つまり7970円になるという。
同店は「こうした特価の組み合わせを狙えば、一時期の状態には及ばないまでも、かなりお買い得になります。特に今回のキャンペーンは、仮想ドライブとして使えるZM-VE300との組み合わせがヒットするかなと思いますね」と意気込みを語る。
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