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“Medfield+IceCreamSandWich”をLenovoブースでねっちり観察2012 International CES(2/3 ページ)

PC USER的な2012 International CESの主役は、“Z77”マザーに未発表Ultrabook、そして、“MedFeild+Android”デバイス。これらをじっくり紹介しよう。

実は優先順位が低い? IdeaTab S2-10

 Lenovoは、2012 CESにおいて、CES Unveiled、プレスカンファレンス、Intel基調講演、そして、プライベートブースなど、自社製品を紹介する機会を多く用意した。特に、プレスカンファレンスでは、ノートPC、タブレットデバイス、スマートフォン、そして、スマートテレビにいたる、数多くの製品に言及している。しかし、2012 CES直前にリリースして、日本のユーザーが注目した「IdeaTab S2-10」は、製品を見せるだけで詳しい説明がなかった。

 Lenovoのスタッフによると、プレスカンファレンスでIdeaTab S2-10の扱いが少なかったのは、紹介する製品の優先順位でIdeaPad S2-10が高くなかったからという。

 Lenovoでは、ThinkPad Tabletにキーボード搭載フォリオケースをオプションで用意している。キーボードとポインティングデバイスでAndroidの操作がほぼ可能と、キーボード搭載のAndroidデバイスとしては使いやすいが、それでも、自分で導入したアプリや日本語入力などで正常に動作しないなど、ユーザーのカスタマイズに対する柔軟な対応などで苦労している。このあたりが、現状においてIdeaTab S2-10プロモーションの優先度が低いことに影響している可能性はある

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10型ワイド液晶ディスプレイ搭載タブレットデバイスにキーボード搭載ドッキングステーションが付属する「IdeaTab S2-10」
ブースでは2種類のカラーバリエーションを用意していた
本体側に搭載したインタフェースに加えて、キーボード搭載ドッキングステーション側のインタフェースも利用できる。左側面では本体にMini HDMI、メディアカードリーダを備え、ドッキングステーションにはHDMIと2基のUSBを用意する(写真=左)。右側面は本体側のボリュームコントロールボタンのみで、ドッキングステーション側にインタフェースはない(写真=右)
ドッキングステーション側にバッテリーを搭載して、本体と接続したときは、本体側のバッテリーと合わせて20時間以上の連続駆動が可能になる。その切り替えタイミングや、バッテリー管理については不明だ(写真=左)。ドッキングステーションに本体を接続して開くと、キーボード側のドッキングステーションに角度がつくようになっている(写真=右)

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