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MicronのCEOが事故死 エルピーダとの交渉に影響か
米半導体大手Micronのスティーブ・アップルトンCEOが操縦する小型飛行機が墜落し、死亡した。エルピーダメモリとの提携交渉への影響が懸念される。
米半導体大手のMicron Technologyは2月3日(現地時間)、同社CEOのスティーブ・アップルトン氏(51)が飛行機事故で死亡したと発表した。
米Washington Postによると、アップルトン氏はアイダホ州ボイシの空港で小型飛行機を操縦し、墜落したという。同氏は2004年にもこの空港で小型飛行機の操縦中に事故で大けがを負っている。
アップルトン氏は1983年にMicronに入社し、1994年に社長兼CEOに就任し、2005年のIntelとのNANDフラッシュ合弁設立などを手掛けた。2007年にCEO専任になっていた。
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新CEO決定まで、社長兼COO(最高執行責任者)のマーク・ダーカン氏が暫定CEOを務める。
Micronは1月、現在経営再建中の大手DRAMメーカー、エルピーダメモリと統合を交渉中と報道されており、CEO死亡の交渉への影響が懸念される。
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