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アイ・オー、ビジネスNAS製品に12Tバイトモデルを追加

アイ・オー・データ機器は、同社製NAS「LAN DISK XR/XV」シリーズに容量12Tバイトのモデル3製品を追加した。

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HDL-XR12T

 アイ・オー・データ機器は3月21日、RAID対応NAS「LAN DISK XR/XV」シリーズに容量12Tバイトのモデル「HDL-XR12T」「HDL-XR2U12T」「HDL-XV12T」を追加した。2012年3月下旬に出荷予定で、価格はそれぞれ26万2500円(税込み、以下同)、29万4000円、22万500円。なお、受注生産で3Tバイトの交換用カートリッジも用意する。価格は5万85円。

 これらの製品は、HDD故障時のデータ損失リスクを低減するビジネス向けNASだ。容量3TバイトのSATA HDDを4台内蔵する。RAID 0、RAID 5、RAID 6に対応するほか、4台のうち3台を稼働し、1台をスペアとして利用するRAID 5+S、RAID 1m+Sでの運用も可能だ。出荷時の設定はRAID 6となる。外部インタフェースとしてUSB/eSATAを備え、外付けHDDの増設にも対応する。

 HDL-XR12Tは、レプリケーション、eSATAミラーリング、履歴差分バックアップなど、さまざまバックアップ機能を備えるほか、暗号化ボリューム機能を搭載する。廉価モデルのHDL-XV12Tは、レプリケーションや暗号化ボリューム機能などを省いた一方で、DLNAサーバ機能、USB機器を共有できるnet.USB機能などを搭載する。

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 主なインタフェースは、ギガビットLAN×2(HDL-XV12Tは1基)、USB 2.0×2、eSATA×1。本体サイズは約170(幅)×230(奥行き)×183(高さ)ミリで、重量は約7キロ。対応OSはWindows XP/Vista/7、Windows Server 2003 SP1/2003 R2/2008/2008 R2と、Mac OS X 10.4~10.7など。

 ラックマウントモデルのHDL-XR2U12Tは、データセンターやサーバルームなどに置くことを想定しており3段まで重ねられる。本体サイズは、約430(幅)×270(奥行き)×88(高さ)ミリで、重量は約8.4キロ。スペックや機能はHDL-XR12Tと共通する。

ラックマウントモデルの「HDL-XR2U12T」(写真=左)。受注生産の交換用カートリッジ(写真=右)

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