ニュース
Intel、RealNetworksからの特許およびビデオコーデックソフト買収を完了
Intelはこの買収により、Ultrabookやスマートフォンのデジタルメディア処理能力の強化を狙う。
米RealNetworksは4月5日(現地時間)、米Intelへのデジタルメディア関連特許の売却を完了したと発表した。同社は1月に、約190の特許と約170の出願中の特許、次世代ビデオコーデックソフトを1億2000万ドルでIntelに売却すると発表していた。
Intelはこれらの特許買収により、Ultrabook、スマートフォン、デジタルメディアなどを通してユーザーにさらに豊かな体験を提供できるようになるとしている。
Intelはビデオコーデックとともに、その開発チームも買収したが、契約条件では、RealNetworksは売却した特許を引き続き使用する権利を有することになっている。また、両社は次世代ビデオコーデックの開発とサポートで協力するという覚書に署名している。
advertisement
RealNetworksは、ストリーミング再生ソフトウェア「RealPlayer」をPCやモバイル端末向けに提供している。
関連記事
- Intel決算、HDD不足の中で増収増益
- Intel、3億ドルの「Ultrabook Fund」立ち上げ
- 「合法的DVD複製ソフト」、RealNetworksが販売停止受け入れ
- 2年ぶり「RealPlayer」新版、世界同時リリース
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.