デル、ビジネス市場向けノートPC「Latitude Eシリーズ」に7モデル投入
デルは、6月12日にビジネス市場向けノートPC「Latitude」新モデルを発表した。“Ivy Bridge”世代のCPUを採用したほか、ボディの堅牢性も強化した。
ほとんどのモデルで“Ivy Bridge”世代CPUを搭載
今回登場する「Latitude Eシリーズ」は、「Latitude E6530」「Latitude E6430」「Latitude E6430 ATG」「Latitude E6330」「Latitude E6230」「Latitude E5530」「Latitude E5430」の7モデルになる。
Latitude E6530
Latitude E6530は、15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載するモデルで、本体サイズは384(幅)×258(奥行き)×28~34.2(厚さ)ミリ、重さは約2.449キロ(4セルバッテリー、エアベイ、SSD搭載時)となる。
ディスプレイの解像度は1920×1080ドットから、1600×900ドット、1366×768ドットを選べる。すべての選択でアンチグレアパネルとなる。CPUは、Core i7-3520M、Core i7-3720QM、Core i5-3360M、Core i5-3320M、Core i5-3210M、Core i3-2350Mから選択できる。チップセットは、Intel QM77 Expressを採用する。データストレージは容量750Gバイト、または、320GバイトのHDDか、容量256GバイトのSSDから選ぶ。グラフィックス機能はCPUに統合したグラフィックスコア以外に、NVIDIAのNVS 5200Mも選択可能だ。
本体に光学ドライブとしてDVDスーパーマルチを内蔵するほか、インタフェースとして、2基のUSB 3.0やExpressCardスロット(/54対応)、メモリーカードリーダ、HDMI、アナログRGBを搭載する。また、無線接続ではIEEE 802.11 b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0が利用できる。最小構成価格で16万7900円から。
Latitude E6430
Latitude E6430は、14型ワイド液晶ディスプレイを搭載するモデルで、本体サイズは352(幅)×241(奥行き)×26.6~32.4(厚さ)ミリ、重さは約2.014キロ(4セルバッテリー、エアベイ、SSD搭載時)となる。
ディスプレイの解像度は1600×900ドット、1366×768ドットから選べる。すべての選択肢でアンチグレアパネルとなる。CPU、データストレージ、グラフィックス機能の選択肢とチップセット、本体内蔵光学ドライブ、本体搭載インタフェースに無線接続仕様は、Latitude E6530と共通する。最小構成価格は16万1150円から。
Latitude E6430 ATG
Latitude E6430 ATGは、14型ワイド液晶ディスプレイを搭載して、約76センチからの落下試験など、MIL-STD-810G、および、IP5Xで指定するテストに耐える堅牢性を有するノートPCだ。本体サイズは357.3(幅)×246.5(奥行き)×29.5~34.8(厚さ)ミリ、重さは約2.5キロ(6セルバッテリー、エアベイ搭載時)となる。
ディスプレイの解像度は1366×768ドットのみだが、タッチパネル搭載パネルも選べるほか、すべての選択で耐衝撃性を備えたフロントガラスを装着する。CPUは、Core i7-3520M、Core i7-3720QM、Core i5-3360M、Core i5-3320Mを選択できる。チップセット、データストレージ、グラフィックス機能、本体内蔵の光学ドライブとインタフェース、無線接続などの主な仕様における選択と構成はLatitude E6430と共通する。最小構成価格は21万3700円から。
Latitude E6330
Latitude E6330は、13.3型ワイド液晶ディスプレイを搭載したモデルで、本体サイズは335(幅)×223.3(奥行き)×25.4~30.1(厚さ)ミリ、重さは約1.606キロ(3セルバッテリー、エアベイ、mSATA接続SSD搭載時)となる。
ディスプレイの解像度は1366×768ドットのみで、アンチグレアパネルとなる。グラフィックス機能はCPU統合のみの利用。そのほか、CPU、データストレージの選択とチップセット、本体内蔵光学ドライブ、本体搭載インタフェース(ただし、ExpressCardスロットは/34対応になる)に無線接続などの主な仕様は、Latitude E6430と共通する。最小構成価格は17万1700円から。
Latitude E6230
Latitude E6230は、12.5型ワイド液晶ディスプレイを搭載するモデルで、本体サイズは309(幅)×226(奥行き)×22.4~24.7(厚さ)ミリ、重さは約1.383キロ(3セルバッテリー、mSATA接続SSD搭載時)となる。
ディスプレイの解像度は1366×768ドットのみで、アンチグレアパネルとなる。グラフィックス機能はCPU統合のみの利用。そのほか、CPU、データストレージの選択とチップセット、本体内蔵光学ドライブ、本体搭載インタフェースに無線接続などの主な仕様は、Latitude E6330と共通する。最小構成価格は15万6860円から。
Latitude E5530
Latitude E5530は、コストパフォーマンスを重視した15.6型ワイド液晶ディスプレイ搭載モデルで、本体サイズは388(幅)×251(奥行き)×30.2~33.2(厚さ)ミリ、重さは約2.38キロ(4セルバッテリー、エアベイ搭載時)となる。
ディスプレイの解像度は1920×1080ドット、1366×768ドットから選べる。すべての選択でアンチグレアパネルとなる。CPUは、Core i7-3520M、Core i5-3360M、Core i5-3320M、Core i5-3210M、Core i3-2350Mのほか、バリュークラスのCeleron B840を用意する。チップセットは、Intel QM77 Express、または、Intel H77 Expressを選べる。データストレージは容量500Gバイト、または、320GバイトのHDDか、容量128GバイトのSSDから選ぶ。グラフィックス機能はCPUに統合したグラフィックスコアのみとなる。
本体に光学ドライブとしてDVDスーパーマルチを内蔵するほか、インタフェースとして、2基のUSB 3.0やExpressCardスロット(/54対応)、メモリーカードリーダ、HDMI、アナログRGBを搭載する。また、無線接続ではIEEE 802.11 b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0が利用できる。最小構成価格は13万6800円から。
Latitude E5430
Latitude E5430は、コストパフォーマンスを重視した14型ワイド液晶ディスプレイ搭載モデルで、本体サイズは350(幅)×240(奥行き)×29.9~32.5(厚さ)ミリ、重さは約2.04キロ(4セルバッテリー、エアベイ搭載時)となる。
ディスプレイの解像度は1600×900ドット、1366×768ドットから選べる。すべての選択肢でアンチグレアパネルとなる。CPU、チップセット、データストレージ、グラフィックス機能、本体内蔵の光学ドライブ、本体搭載インタフェース、無線接続などの主な仕様は、Latitude E5530と共通する。最小構成価格は13万5700円から。
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