レビュー
第3回 何これ速い──スイスイとRAW現像、改めてUSB 3.0の絶大効果も知る:テツなアラフィフと「dynabook R732」(2/2 ページ)
わたしは「テツ」である──。テツであるからこそ、撮った写真はその場でモノにしたいのである。dynabook R732ではその欲望を実現できるのか、確かめてみた。
RAW現像の処理もラクラクだ。
続いてRAWデータを現像をしてみよう。現像はアドビシステムズ「Adobe Photoshop Lightroom 4」(以下、Lightroom)で行う。
Lightroomの使い方はこちらを参照いただくとして、さておきR632は高速SSD+パワフルなCPUのため、Lightroom 4にデータを読み込ませるのもほぼ一瞬で、このほかの作業も意外にスイスイできてしまう。
……では。
advertisement
……。このままLightroomで遊びまくってしまいそうだが、R732はこういった重い処理をかなりこなせるパフォーマンスも持っている。しかもモバイル環境でも。
このため、プレゼンテーションデータの作成、ビジネスシーンで使うJPEG写真の処理、数分程度のちょっとした資料用動画データの編集・管理程度の作業は、余裕──どころか、これまでのPCより格段に効率が上がるであろうことが理解していただけるだろう。
dynabook R732/W5を約2カ月使って分かったのは、その“柔軟性”だ。もちろん普段はビシッとビジネスシーンで使うが、これまで紹介してきた通り、こうしたホビー用途にも十分に耐える能力を持っている。そのフトコロの深さに脱帽である。
関連記事
テツなアラフィフと「dynabook R732」:第1回 テツ趣味を極める万能マシン──「dynabook R732」がやってきた
わたしは「テツ」である──。ダイヤグラムと車両、体験と風景、そして装備にこだわるテツとして最適なPCは何か。高速・軽量・長時間の万能マシンをテツ旅の相棒に、まずは“テツ色”に染めてみた。店頭モデルにない256GバイトSSD搭載モバイル&Ultrabookを用意──「東芝ダイレクト」直販限定モデル
東芝のUltrabook「R632」/モバイルノート「R732」に直販限定モデルが登場。256GバイトSSDへの強化、Officeの有無など、こだわり層に向けたモデルを用意する。2012年PC夏モデル:超横長、Ivy対応+新色などUltrabook拡充、新デザインREGZA PCも──東芝「dynabook」夏モデル第2弾
東芝がPC夏モデル第2弾を発表。“超横長”ディスプレイ採用モデル、新色+新CPUなどUltrabookのラインアップ拡充に加え、新デザインのREGZA PC、主力モバイルも性能が強化された。2012年PC夏モデル:“Ivy Bridge”と高速SSDでより快適になったハイエンドモバイルPC――「dynabook R732」
東芝の13.3型モバイルPC「dynabook R732」は、第3世代Coreの採用で性能をアップしたほか、6Gbps対応の高速SSDや軽量液晶パネルの採用などが目を引く。東芝、企業向けの薄型軽量Ultrabook「dynabook R632」などノートPC計9製品
東芝は、企業向けモデルとなるノートPC計9製品を発表した。新たに第3世代Coreプロセッサ搭載モデルもラインアップしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.