静かで短い「GTX 660 Ti」搭載カードに高評価が集まる:古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)
ELSAの「GeForce GTX 660 Ti S.A.C」が満を持してデビュー。「3万円切りなら売れる」といわれる市場にあって3万4000円弱の価格ながら、店員さんの評価はすこぶるいい。なぜ?
GTX 650カードやC-60マザーなど、いい波乗ってる準新製品たち
発売から1カ月経って売れ行きが上向いてきたGeForce GTX 660 Tiカードに対して、先々週にデビューしたGeForce GTX 660/650カードは、すでに各ショップでヒットの兆しをみせているという。特に目立っているのはGTX 650だ。ツートップ秋葉原本店は「最初から1万円前後から1万円台前半というベターな価格帯ですし、前世代から消費電力が一気に下がってTDP 64ワットになったのが大きいんじゃないでしょうか。ここまで早い反響は予想外でした」と語る。
ほかにも、発売から1~2週間経って目立つ売れ方をしている“準”新製品は少なくない。マザーボードでは先々週に登場したASUSTeKのmini-ITXモデル「C60M1-I」が好調だ。AMDのデュアルコアAPU「C-60」をオンボードしたマザーで、価格は7500円前後となる。
フェイス秋葉原本店は「初回は秒殺で売り切れましたが、再入荷後もmini-ITXマザーの中で一番動きがいいです。Atomマザーと比べても勢いがありますし、性能よりも小型静音と低コストを追求する人が多いmini-ITXマザーでは、CPU外付けタイプはかないません。もともとAMDはオンボードCPUが得意ですし、そこにASUSTeKの技術力が加わって最強の選択肢になっています」とほめちぎっていた。
周辺機器関連では、玄人志向のスタンド型HDDアダプタ「KURO-DACHI/CLONE/U3」がヒットを飛ばしている様子だ。3.5/2.5インチのSATAドライブを2台装着できる仕様で、PCとUSB 3.0で接続するほか、装着したHDDを単独でコピーするデュプリケーター機能も備えている。価格は4000円前後だ。
TSUKUMO eX.は「先々週に登場してから、指名買いで買われることが多くて、すごく売れています。ワンタッチでクローンができる手軽さと価格が魅力なんですかね」と話していた。
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