レビュー

「G-Master」で選ぶ! 「デカッ」「ハヤッ」PCこれを買いたい! “サイコム”バイヤーズガイド(1/3 ページ)

とにかくハイパフォーマンス! 男ならタワー! でも、自作は未経験! そんなルーキーでも、サイコムなら、いきなりベテラン相当のパワーが手にできる!

高いパフォーマンスと確実な動作保証を求めるなら唯一の選択肢

 自作PCのメリットは、無駄なプリインストールアプリなどがなく、必要な機能を持ったPCが手に入ること、そして、後から自由にパーツを追加できるカスタマイズの自由度が高い点だ。さらに、最近では、メーカーが投入するPCの多くが、ノートPCや液晶一体型PC、せいぜい省スペースなスリムタワー型デスクトップPCとなってしまい、拡張性や高性能を重視したタワー型がほしいけれど、自作するしかないと思っているユーザーも少なくない。しかし、その一方で、組み立てやトラブルの解決は自分で責任を持つ必要があり、ここであきらめてしまうケースも多いという。

 例えば、LGA1155ソケットに対応したCore i7には、最新の“Ivy Bridge”こと第3世代Coreプロセッサー・ファミリーと1つ前の“Sandy Bridge”こと第2世代Coreプロセッサー・ファミリーがある。マザーボードによってはSandy Bridgeにしか対応していなかったり、Ivy Bridgeを使うにはBIOSを更新しなければならない(最近店頭に並んでいる製品では、ほとんどがIvy Bridge対応IOSを最初から適用している)。

 自作PC初心者がこうした情報を集めて、トラブルに遭わない、または、解決しながらPCを組み立てるのは大変だ(それも楽しみの1つではあるのだが)。こうした「高性能で拡張性の高いPCがほしいけれど、自分にはちょっと無理」とあきらめかけているユーザーを助けてくれるのが、ショップブランドPCだ。自分の要望に応じて必要なパーツを組み合わせることができる自作PCのメリットを持ちながら、PCの組み立てで起こり得る問題をショップが前もって解決している安心感を持ち合わせている。

advertisement

 加えてサイコムのパーツカスタム設定では、オーダー画面で、パーツを選択するときに、サイコムが把握した「相性問題を起こす組み合わせ」を選ぶと、画面上に「警告」マークを表示する機能を備えている。最初の段階から、ユーザーが安心してパーツ構成を選択することが可能だ。また、組み立て後に動作確認テストも行っている。自作PCに相当する構成の自由度と高い性能を持ちながら、確実に動作するPCを手に入れたいユーザーに、サイコムは最適な選択といえる。

メーカー製PCでは入手できない「タワー型PC」をパーツ構成の細部にいたるまで自由に選べる自作PC的な楽しみを、確実な動作を保証してくれるメーカー製PCに相当する信頼性とともに得られるのが、サイコムの「BTOパソコン」だ(写真=左)。サイコムでは、ただ細かくパーツを選べるだけでなく、ユーザーが選択したパーツにおける“相性問題”もオーダーフォームで警告してくれる(写真=右)

コンパクトな最強ゲームPC──G-Master Assault

PCケースにInwinのIW-BR661“Dragon Slayer”を採用した「G-Master Assault」

 こうしたショップブランドPCの特性が最も生きてくるラインアップが、デスクトップゲーミングPCだ。「G-Master Assault」は、本体サイズを抑えることのできるmicro ATXフォームファクタを採用しつつ、ハイスペックを要求するPCゲームを実現している。ゲーミングPCでは、ゲームタイトルの推奨環境をアピールするモデルも多いが、G-Master Assaultでは、セガのオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」(PSO2)とゼニマックス・アジアの「Skyrim」のそれぞれに最適化した推奨モデルも用意する。

 マザーボードは、本体サイズを抑えるためにmicro ATXフォームファクタを採用しつつ、「Intel Z77 Express」チップセットを搭載したゲーム用マザーボード「Fatal1ty Z77 Professional-M」だ。耐久性が高い日本メーカー製の導電性高分子コンデンサ採用するほか、ハイエンドグラフィックスカードを使用するのに必須のPCI Express 3.0をサポートしたPCI Express x16対応スロットを2本備える。また、CPU統合グラフィックスコアとグラフィックスカードの切り替えにより省電力化を行う「Lucid Virtu Universal MVP」にも対応する。

 CPUは、購入予算に合わせて“Sandy Bridge”世代のCore i7-2600K(3.4GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.8GHz)から、“Ivy Bridge”世代のCore i7-3770K(3.5GHz、Turbo Boost Technhology有効時で最大3.9GHz)まで選ぶことが可能。ゲーミングPCにとって重要なグラフィックスカードは、標準設定でGeForce GTX 650Ti搭載モデルだが、それ以外にも、合計22種類のGPUから選択可能だ。なお、12月16日までの期間限定でRadeon HD 7850が1000円引き、Radeon HD 7950が2000円引きというキャンペーンを実施している。システムメモリの容量は最大で32Gバイト、データストレージもHDDからSSDまで容量別の選択肢が多い。

正面は全面メッシュで3基のUSB 3.0対応と2基のUSB 2.0インタフェースを搭載する。BTOでカードリーダや記録対応Blu-rayドライブも選択できる(写真=左)、背面には水冷用冷却水チューブ用ホールを設けているが、BTOで用意するCPUクーラーユニットはサイズの空冷2モデルから選択となる(写真=右)
左側面(写真=左)と右側面(写真=右)。左側面には通気用に広い面積をメッシュで覆った。右側面もドライブベイを搭載する下部に通気用の穴を設けた
micro ATXフォームファクタ準拠のPCケースだ。電源ユニットを底部に配置するレイアウトを採用し、容量750ワットのENERMAX NAXN ENM750AWTを載せている(写真=左)。標準構成でケースファンを3基組み込んでいるが、BTOオプションでサイドパネルにもケースファンを2基追加できる(写真=中央)、マザーボードは、ASRockの「Fatal1ty Professional-M」を採用し、micro ATXフォームファクタながら高度なオーバークロックチューニングが可能だ。また、CPUクーラーユニットでは、サイズの「兜2」「侍ZZリビジョンB」を選べる(写真=右)
天面に大口径ファンを備え、サイドパネルのメッシュカバーはファンを取り付けるスペースを確保するため凸部を設けている(写真=左)、フロントパネルはシャドウベイやケースファンのレイアウトを自由に変更可能だ(写真=右)

AMP 非対応のコンテンツです。こちらからご覧ください。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.