PCベンダー、GeForce GTX TITAN搭載グラフィックスカードを発表
NVIDIAの最上位GPU「GeForce GTX TITAN」の発表を受けて、PCパーツベンダーが搭載モデルを発表した。
ZOTAC
アスクは、ZOTAC「ZOTAC GeForce TITAN」の取り扱いを開始する。出荷開始は2月下旬の予定で実売予想価格は13万円台の見込みだ。グラフィックスメモリとしてGDDR5を6Gバイトを実装し、映像出力インタフェースはDVI-IにDVI-D、HDMI(1.4準拠)、そして、DisplayPort(1.2準拠)を用意する。コアベースクロックは837MHz、ブーストクロックは876MHzで、グラフィックスメモリの転送レートはGDDR5で6008Mbpsとなる。クーラーユニットはリファレンスデザインと共通する。
GIGABYTE
CFD販売は、GIGABYTE「GV-NTITAN-6GD-B」の取り扱いを開始する。出荷開始は2月下旬から3月上旬の予定で、実売予想価格は12万円前後になるとみられる。こちらも基本仕様はNVIDIAが示すリファレンスデザインに準ずる。コアクロックはベース設定で837MHz、ブースト設定で876MHz、グラフィックスメモリはGDDR5を6Gバイト載せて転送レートは6008Mbps相当になる。
映像出力インタフェースは、DVI-IとDVI-D、そして、HDMIとDisplayPortを備える。リファレンスデザインに準拠するため、搭載するクーラーユニットは2スロット厚の空冷タイプを採用する。
このほか、パッケージにはGIGABYTEオリジナルのマウスパッドとトランプが標準で付属するほか、GIGABYTEが独自に用意したオーバークロックツール「OC GURU II」に対応して、GPUコアクロック、グラフィックスメモリ転送レート、駆動電圧、ファンの回転数などの設定が行える。
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