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思わず配線したくなる? 自作心をかき立てる“美”ケースが続々登場古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

夏のボーナスが入ってお盆シーズンを控える今は、本腰を入れたPC自作に最適な季節だ。アキバにはこのタイミングで個性的なPCケースが続々と登場した。これからマシン一式を組むなら要注目だ。

「スリットは美、美はスリット」な小型ケースが2連発!

シルバーストーン「SST-PT14B-H2」

 小型ケースもスタイリッシュなモデルが注目されている。まずは、シルバーストーンのNUC用ケース「SST-PT14B-H2」だ。Core i3搭載のデュアルHDMI端子搭載マザー「D33217GKE」と、Celeron 847搭載の「DCP847SKE」に対応しており、価格は8000円弱となる。底面にファンがあり、CPU直結のヒートパイプとつながった上面にスリットを入れて放熱性能を高めている。「NUCの選択肢が増えましたね。表面は熱くなるでしょうけど、使い方によっては静音や無音も狙えるかもしれません」(パソコンハウス東映)。

 mini-ITXケースでは、In Winの「H-Frame mini」が一番の話題作だ。2012年9月に登場した限定品のATXケース「H-FRAME」の小型版で、複数枚の金属プレートを重ねたようなデザインが共通している。前面と背面、底面と上面が開放されているほか、左側面パネルを透明ガラスに付け替えることもできる。定格180ワットの電源を搭載しており、価格は2万5000円前後だ。

 入荷したドスパラ パーツ館は「とにかく目立つ格好いいマシンを作りたい人に最適。スリム光学ドライブやロープロ型の拡張カードを挿せるので、意外と拡張性も高いです。内部にホコリが溜まらないように気をつける必要はありますが、それを踏まえても欲しいという人は少なくないでしょう」とうれしそうに話していた。

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In Win「H-Frame mini」(写真=左、中央)。2012年9月に登場した「H-FRAME」。価格は4万円弱だった。現在は入手困難だ(写真=右)

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