Ivy Bridge-E世代のCore i7がデビュー、アキバの反応は?:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
Ivy Bridge-E世代のCoreプロセッサとIvy Bridge-EP世代のXeonプロセッサが一斉に発売された。BUY MORE秋葉原本店は、早速24コア/48スレッドの100万円級マシンを披露している。
サイドフロー型クーラー「Hyper 212X」やASUSTeK製H81マザー「H81I-PLUS」などが登場
CPUクーラーでは、クーラーマスターの「Hyper 212X」が目立っていた。1基の12センチファンをサイドに固定したマルチソケット対応モデルで、価格は6000円弱。CPU直付けの銅製ヒートパイプを4本走らせているのがポイントだ。TSUKUMO eX.は「幅120×奥行き79(ミリ)のスリムなデザインなので、ケースの幅に余裕があって、物理干渉を避けたい人に向いていると思います」と語る。
マザーボードの注目株は、ASUSTeK ComputerのH81モデル「H81I-PLUS」だ。DDR3-1600対応のメモリスロットを2基備え、映像出力はHDMIとDVI、アナログRGBの3種類を用意している。PCI Express x16スロットも1基備え、価格は9000円弱となる。TSUKUMO eX.は「H81のmini-ITXマザーはASRockのH81M-ITX(約8500円)しかなかったので、よい選択肢になると思います。セカンドマシン用としてはちょうどいい仕様でしょう」と評価する。
ASUSからはB75チップセットを搭載したLGA1155対応のmicro ATXマザー「B75M-PLUS」も登場している。こちらは7500円前後だ。BUY MORE秋葉原本店は「B85ではなくIvy Bridge用のマザーです。このタイミングで新製品として登場するのは珍しいですね。昔のCPUを活用しつつ、低価格マシンを組むのにいいかもしれません」と話していた。
関連記事
- 連載:古田雄介のアキバPickUp!
- 連載:週末アキバ特価リポート
アキバの深夜販売に300人――変わらない熱狂とちょっとした変化
Haswellこと第4世代Coreの深夜販売は予想以上のユーザーが集まり賑わった。その熱気の度合いや取り巻く環境の変化などの空気感をリポートしたい。アキバの元カリスマ店員“M氏”が語る――今なぜ独自PCパーツブランドなのか?
アキバで名が通った“元店員M”といえば、T-ZONE時代から、連載「ショップのダメだし」に何度も登場してくれた森田健介氏。ゼロから始めた新ブランド「ProjectM」で自作市場の活性化を狙う。パーツショップ栄枯盛衰(前編):まだオレらのホームだった「電車男」以前――自作PCの街アキバを振り返る
映画「電車男」がヒットした2005年。街の再開発が進み、思えばそのころから“自作の街・アキバ”の空気が変わっていった。当時の空気感を写真とともに振り返ってみよう。パーツショップ栄枯盛衰(後編):写真で見るアキバ10年史
自作の街・アキバはこの10年でどんな変化を遂げたのか。街のキーポイント18カ所の変遷を追いかけてみよう。とにかく、写真とキャプションで。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.