マウスコンピューター、4Kディスプレイの試作機を出展──8月下旬に発売予定:手ごろな4Kディスプレイがまた1つ登場
TNパネルを使った、手ごろな価格の4Kディスプレイの発売が相次いでいる。マウスコンピューターは展示会会場で8月出荷開始予定の製品の試作品を出展していた。
マウスコンピューターは2014年7月2日から始まった「第2回 コンテンツ制作・配信ソリューション展」(東京ビッグサイト、7月4日まで)に、解像度が4K(3840×2160ピクセル)で画面サイズが28型の液晶ディスプレイの試作品を出展している。“iiyama”ブランドで8月下旬発売の予定。価格はオープンで、実売予想価格は7万2800円(税込)前後となる見込み。
液晶パネルの駆動方式はTN方式。バックライトはLEDで、輝度調整にはLEDを高速で点滅させる方式ではなく、LED自体の輝度を調節する方式を採用した。従来製品は、人によっては表示がちらつくと感じることがあったという。
さらに、ディスプレイが発する「ブルーライト」を低減させる機能も搭載する。ディスプレイの表示色を調節して、青色の出力を減らすことでブルーライトを低減する。ただし、この機能を利用すると色温度が下がり、表示が赤みがかって見えるという。
接続端子はDisplayPort×2、HDMI×2(うち1つはMHL対応)。DisplayPortで接続した場合、4K表示時の最大リフレッシュレートは60Hzとなる。一方、HDMI接続の場合は30Hzだ。ほかにもデュアルリンクDVI×1とアナログRGB×1を搭載しているが、4K表示はできない。デュアルリンクDVI接続の場合は最大で2560×1440ピクセル表示となり、アナログRGB接続では最大で1920×1080ピクセル表示となる。
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