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“世界最薄”の14型ゲーミングノート「Razer Blade」日本上陸高い! でも欲しい!!

ゲーマーから根強いを誇るRazerが14型ゲーミングノート最薄をうたう「Razer Blade」を日本に投入する。3200×1800ピクセル(262ppi)の10点マルチタッチ対応液晶を備え、GeForce GTX 870Mを搭載。気になる国内価格は……

14型ゲーミングノートPC「Razer Blade」。256GバイトSSD搭載モデルがまずは投入される。128Gバイト/512GバイトSSD搭載モデルもラインアップされているが、国内投入は検討中

 Razerの14型ゲーミングノートPC「Razer Blade」が7月19日よりついに日本でも販売される。価格は29万7000円(税込み)

 Razer Bladeは、CPUにCore i7-4702HQ(2.2GHz/最大3.2GHz)、GPUにGeForce GTX 870M(3GバイトGDDR5)を採用し、8Gバイトメモリと256GバイトSSDを備えた薄型ゲーミングノートPCだ。10点マルチタッチに対応する14型ワイドディスプレイは、3200×1800ピクセルの超高解像度表示に対応する。

 インタフェースは、HDMI出力、USB 3.0×3、ヘッドフォン/マイクなど。液晶上部に200万画素Webカメラを内蔵するほか、ネットワーク機能としてIEEE802.11a/b/g/n/ac+Bluetooth 4.0を備える。本体サイズは345(幅)×235(奥行き)×17.8(高さ)ミリ、重量は約2.03キロ。なお、スペックシートに公称バッテリー駆動時間は記載されていなかったが、ゲームでフル稼働させた場合は2~3時間、一般的な利用であれば6時間程度は動作するとのことだ。

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Razerでマーケティングディレクターを務めるKevin Sather氏

 7月17日に秋葉原の「eSports Sruare AKIHABARA」で行われたローンチイベントでは、Razerのマーケティングディレクターであるケビン氏(Kevin Sather)が来日し、Razer Bladeの特徴を解説した。

 Razer Bladeのポイントは大きく分けて3つ。まず1つは、ケビン氏が「最高品質」と語る14型ワイドディスプレイだ。3200×1800ピクセル(画素密度262ppi)のIGZOパネルを採用し、従来モデルに比べてコントラスト比を250%を改善したほか、広視野角を実現。「美しいディスプレイで思わず手をさしのべてしまうが、実際にタッチすることもできる」と述べ、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルを上回る画素密度や、10点マルチタッチに対応しながら同クラス世界最薄のボディであることを強調した。

MacBook Pro Retinaディスプレイモデルとのディスプレイ比較。Retinaディスプレイを上回る高画素密度パネルを採用する(写真=左)。ディスプレイの特徴(写真=右)

 2つ目はCore i7-4702HQ(2.2GHz/最大3.2GHz)とGeForce GTX 870M(3Gバイト)によるパフォーマンス。高性能なシステムは排熱設計が重要になるが、底面から吸気する2基のファンとヒートパイプによる独自のクーリングシステムにより、薄型ボディながら効率的な冷却を可能にしたという。ケビン氏は3DMarkによるベンチマーク結果をスライドに映し、競合するゲーミングノートPCとの優位性を示した。

 そして最大のポイントは、同クラスのゲーミングノートPCとしては圧倒的な薄さだ。同氏は競合するAlienwareを引き合いに出して、厚さわずか17.8ミリのRazer Bladeなら2台重ねても薄いとアピールした。

ベンチマーク比較。競合製品や旧モデルと比べて高い性能を誇る
ゲーミングノートPCとしては圧倒的に薄いボディも特徴の1つ。厚さは某社のノートPCの半分以下(写真=左)。なお、国内モデルは日本語キーボードが採用される。「Razerアンチゴーストキーボード」を搭載。バックライトも調整できる(写真=右)
金属的な質感のシンプルなデザイン。カッコイイ!
左側面と右側面。USB 3.0端子の内部までRazerのブランドカラーであるグリーンになっている
本体前面はディスプレイを開く際に指をかけやすいようにわん曲している(写真=左)。本体底面。2基のファンでシステムを冷却している(写真=右)

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