“黒”の勢いを超えるか? 最大14.9ワット動作の極小ベア“白LIVA”が登場!:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
超小型ベアボーンのなかでもコンパクトな0.4リットルベア「LIVA」に、ストレージ容量2倍のホワイトモデルが登場した。価格も1万9000円以下とリーズナブル。さて、人気は元祖モデル“黒”を超えるのか!?
Kaveri初のA8&A6とフレーム独立型ミニケースがデビュー
プロセッサーは、これまでA10シリーズしかなかったAMDの「Kaveri」に下位シリーズのA8/A6モデルが登場している。「A8-7600」と「A6-7400K」で、価格は順に1万2000円前後と9000円前後。
A8-7600は4コアCPUにRadeon R7グラフィックスを搭載しており、動作クロックは3.1GHz(ターボコア最大3.8GHz)となる。A6-7400Kは2コアのクロック倍率可変タイプで、グラフィックスはRadeon R5。動作クロックは3.5GHz(ターボコア最大3.9GHz)だ。どちらもTDPは65ワット(cTDPは45ワット)で、Socket FM2+に対応する。
特に注目されているのはA8-7600だ。パソコンショップ・アークは「A8-7600はDDR3-2133に対応している最安のプロセッサーになるんですよ。CPUパワーはそれなりで十分だけど、メモリは速さを追求したいという人には魅力的な選択肢になると思います」と解説する。
PCケースの新製品の中で展示機が話題になっていたのは、ギガバイトのmini-ITXモデル「ESSENCE GZ-2SLEDT」だ。120ワット出力のACアダプタが付属して1万4000円弱となる。74(幅)×234(奥行き)×300(高さ)ミリのやや上向きに固定された形状で、内部のマザーボードフレームが丸ごと取り出せるユニークな仕様となっている。
パソコンハウス東映は「マザーと2.5インチドライをフレームに固定したうえでケースの中にセットするという手順で組めます。面白い作りで、仕上がりも綺麗なので興味を持つ人はけっこういるかもと思います」と話していた。
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