“主流の外”ながら熱烈人気の「MAXIMUS VII FORMULA」:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
ASUSTeKのR.O.G.マザー上位「MAXIMUS VII FORMULA」が登場し、4万円台半ばの価格帯ながら順調に売れている。その評判をマザー全体の売れ筋とともにみていこう。
GeForce GT 720カードや2連ファン水冷キットの新モデルなど……その他の新製品
グラフィックスカードでは、GeForce 700ファミリーの現行最下位「GT 720」を搭載したモデルが登場している。複数のショップに入荷しているのは、玄人志向の「GF-GT720-E1GHD/FANLESS」。名前の通りファンレス仕様になっており、DDR3メモリを1Gバイト積んでいる。映像出力はDVIとD-Subの2系統となる。価格は6000円弱だ。
TSUKUMO eX.は「GT 730からさらに仕様を抑えたタイプといえますね。エントリーでも最新ファミリーに属したグラフィックスカードが欲しいという方もいらっしゃるので、最低価格帯の選択肢としてそれなりに存在感を保ち続けるかなと思います」と話していた。
同店には、Larkoolerの組み立て式水冷キット「SkyWater 300L」も入荷していた。2013年11月に登場した同社「SkyWater 300」のバリエーションモデルで、ラジエーター下部のチューブ口が下方向から横方向に変更されている。価格は1万9523円で、SkyWater 300と同価だ。「ケースによって、最適な接続口の方向が変わりますからね。マイナーチェンジではなく、バリエーションの1つとして併売されていくと思います」という。
そのほかのアイテムで注目を集めていたのは、ルートアールのスマホ向けアクセサリー「RC-LLCGW」だ。Lightning端子とLightning端子をつなぐケーブルで、iPadからiPhoneに給電できる。価格は800円弱。取り扱うパソコンハウス東映は「給電中はiPadがスリープにならないように設定しておく必要がありますが、iPadとiPhoneを2台持ちしている人には便利だと思いますよ」と話していた。
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