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円安によるパーツの高騰が進むも、「そんなでもないですし」の声古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

9月からの円安の影響でストレージ類やメモリの価格が値上がりしている。売れ行きにも変化が出ているが、そこまで目立つ動きはないらしい。曰く「今まで散々経験してきているから?」

オリファンのGTX 980カード登場の影で、リファレンスモデルを買い急ぐ動きも

 「週末アキバ特価リポート」で触れた通り、先週はGeForce GTX 980のオリジナルクーラー搭載モデルが各社から登場している。

 MSI「GTX 980 GAMING 4G P」(7万5000円~8万円)のほか、ZOTACから「GeForce GTX 980 AMP! Extreme Edition」「GeForce GTX 980 AMP! Omega Edition」「GeForce GTX 980 AMP! Edition」の3モデルの販売が確認されている。価格は順に9万2000円~9万7000円、7万8000円~8万1000円、7万5000円~8万円だ。

MSI「GTX 980 GAMING 4G P」

 リファレンスモデルの登場から半月待たずにオリジナルクーラーモデルが登場したことを歓迎する声は多く、いずれも好調に売れている。GTX 980 GAMING 4G Pを入荷したソフマップ秋葉原リユース総合館は「消費電力が低くてこの性能なので、GPU自体の人気も高いですし、オリジナルモデルを待っていた人は多いと思います」と話していた。

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 一方で、続々登場するオリジナルモデルと入れ替わるように終息するリファレンスモデルを探し求める動きも活発になっているとか。TSUKUMO eX.は「自分で水冷ヘッドを付け替える場合、リファレンスデザインの基板でないと対応しないことが多いので、急いで買い集めている人はいます。おそらく1週間程度で姿を消すので、いきなりオリジナルクーラーモデルが続々と出て焦った人もいるんじゃないでしょうか」と話していた。

ZOTACの最上位OCモデル「GeForce GTX 980 AMP! Extreme Edition」(写真=左)。同じく、精密なチューニングが行える独自モジュールを搭載した「GeForce GTX 980 AMP! Omega Edition」(写真=右)

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