連載

日刊!プチコン3号――「プログラムSLOT」を活用してみるカウントダウン企画第3回

待ちきれないプチコン待機組のために、配信日まで日刊連載開始! 記事のネタが尽きるのが先か、配信が始まるのが先か!

「プログラムSLOT」でどんなことができる?

 プチコン3号では「プログラムSLOT」を切り替えることで、4つまでのプログラムを同時に編集できることを前回紹介した。ただし、同時に実行できるプログラムは1つだけ。

 実はプログラムの中からも自分自身以外のプログラムSLOTのリストを編集したり、ロードしたりすることが可能だ。うまく使えば自己解凍型の圧縮ファイルやリストの暗号化、プログラムの自動作成などに活用できるだろう。

サンプル

SLOT1に読み込んだプログラムを暗号化してSLOT2に出力。次にSLOT2を復号化してSLOT3に出力

関係する命令

PROGEDIT プログラムSLOT[,行番号]

 説明

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  操作するプログラムSLOTと、カレント行を指定

 引数

  プログラムSLOT

   操作するプログラムSLOT:0~3

   現在実行中のSLOTを指定するとエラーになる

  行番号

   操作対象とする行(カレント行)

   省略した場合、先頭行がカレント行となる

PRGSLOT

 説明

  プログラム操作命令(PRGEDIT等)でのカレントプログラムSLOT

PRGSIZE([プログラムSLOT])

 説明

  ソースコードの行数取得

 引数

  プログラムSLOT

   行数を取得するプログラムSLOT:0~3

 戻り

  プログラムの行数

PRGDEL [削除行数]

 説明

  カレント行の削除

 引数

  削除したい行の数(省略時1行、マイナス値を入れた場合全体を削除)

PRGINS "文字列"

 説明

  カレント行への1行挿入

  文字列中に改行コードCHR$(10)が含まれている場合、複数行の挿入となる

 引数

  文字列

   挿入するソース文字列

PRGGET

 説明

  カレント行1行分の文字列を取得。(著者注:改行コード含む)

 戻り

  カレント行のソース文字列(範囲外の場合、空文字列)

PRGSET

 説明

  カレント行の内容を指定文字列に置き換える。

  存在しない行への挿入を行った場合、最後に1行追加

 引数

  文字列

   カレント行を置き換える文字列

 次回は「SmileTool」について紹介する。

※本稿の内容は開発中のものです。製品版配信時には仕様が変更される場合があります。

「日刊!プチコン3号」で取り上げて欲しいネタや疑問、質問、感想は、ハッシュタグ「#nikkan_petitcom3」をつけてツイート! ライターの瓜生氏がたぶん(連載の中で)答えてくれるぞ。

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