レビュー
iPhoneで自宅のPCを遠隔操作してみた:手軽にリモートデスクトップ(2/2 ページ)
1月にリリースされたiOS版「Chrome リモートデスクトップ」をレビュー。
iOS端末で手軽にリモートアクセス
マイパソコンで接続できるのは、リモートアクセスする側とされる側の2台のみ。3台以上のデバイスを接続しようとすると、遠隔操作する側のデバイスが自動的に終了される。
iOS端末では、タップ=クリック操作になるほか、タップを長押しすることでドラッグ&ドロップできたり、キーボードを表示して文字入力ができるといった基本操作が可能だ。Macのトラックパッドと同じように、2本指でWebページのスクロールもできる。
しかし、インターネットを経由してリモートアクセスするため、接続環境によっては操作にややタイムラグが生じることがある。タップするタイミングや指への吸いつき方が不安定でストレスを感じる場面もあった。そのため、アクションゲームや本格的な編集などは現段階では不向きと言える。今後のアップデートに期待したい。
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ただ、PCのローカルに保存した書類を外出先でiPhone上から確認したり、iPadの画面からWindows Updateを実行する程度であれば便利なアプリだ。2014年12月には、iOS端末をサブディスプレイとして利用できるアプリ「Duet Display」もリリースされており、今後さらにiOS端末の可能性が広がっていくものと思われる。iPhoneやiPadの大画面化やスペックの向上が今後も進めば、より「パソコンっぽく」iOS端末を運用できるようになるかもしれない。
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