新開発ファンでより静かになった──レノボ・ジャパン「ThinkPad YOGA 12」:2015年PC/タブレット春モデル
第5世代Coreプロセッサー・ファミリーの採用で性能強化。タッチパットでは独立したクリックボタンを用意して操作性も改善した。
レノボ・ジャパンは、2月10日にフリップタイプの2in1 PC新モデル「ThinkPad YOGA 12」を発表した。出荷開始は2月11日からで、税込みの価格は12万6260円から。
ThinkPad YOGAシリーズは、ディスプレイを360度開いてクラムシェルスタイルのラップトップモードからビデオ会議に適したスタンドモード、プレゼンテーションに向ているテントモード、そして、スレートスタイルのタブレットと、利用場面に合わせて変形できる。ディスプレイを360度開いたタブレットモードでは、キーボード面のフレームがせりあがってキーボードとトラックポイントを保護する「Lit'n Lock」を実装する。
ThinkPad YOGA 12は、12.5型のディスプレイを搭載するモデルだ。解像度は、モデルによって1920×1080ピクセル、または、1366×768ピクセルに対応する。すべてのモデルで液晶駆動はIPS方式だが、タッチパネル搭載モデルとタッチパネル非搭載モデルを用意する。
OSは、64ビット版 Windows 8.1 Pro、64ビット版 Windows 8.1、そして、ダウングレード権を行使した64ビット版 Windows 7 Proをも選択できる。
CPUは第5世代 Coreプロセッサー・ファミリーを採用する。システムメモリは最大8Gバイト、データストレージは最大1TバイトのHDDに容量16Gバイトのキャッシュを組み合わせたSSHD、または、容量 最大256Gバイト SSDなどを用意する。タッチパッドのクリックボタンは従来のパッド一体タイプから左、右、中央が独立したボタンに変更している。
本体サイズは、316.6(幅)×221(奥行き)×18.8(厚さ)ミリで、重さは約1.58キロ。この状態でバッテリーを本体背面に内蔵するほか、前面に取り外し式のバッテリーパックを搭載できる。バッテリー駆動時間は約13時間(JEITA 1.0測定)、または、約11時間(JEITA 2.0)だ。
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