スタート前に知っておきたい!「Apple Music」まとめ:週末アップルPickUp!(1/2 ページ)
5分で分かるQ&A。
「Apple Music」のシニアディレクターで前Beats Music CEOのIan C. Rogers氏が、ラジオ番組「Beats 1」の放送を6月30日午前8時(日本時間7月1日午前0時)よりスタートするとTwitterで発表しました。
Apple Musicはすでに6月30日スタートと発表されているため、Beats 1と同時に提供が始まるものと思われます。日本でのサービス開始日時は不明ですが、ローンチされる世界100カ国のうちに日本も含まれている……ハズ。7月1日開始を信じ、「スタート前に知っておきたいApple Musicの疑問」をまとめてみました。
Q1、そもそもApple Musicってなに?
Apple Musicは「AWA」や「LINE MUSIC」などの定額制音楽配信サービスと比較されがちですが、音楽配信だけにとどまらないアップルならではの多彩な機能が用意されています。
主なサービスは、3本柱となる音楽ストリーミングサービス+iTunesライブラリのクラウド化(Q2参照)です。Apple Musicはあらゆる音楽ストリーミングサービスを集約しており、「ミュージック」アプリ1つで音楽シーンを総合的に楽しめるようになっています。
1本めの柱は、アップルが“革新的な音楽配信サービス”とうたう「ミュージック」。日本では数百万曲の音楽が聴き放題となるほか、アルゴリズムによる楽曲レコメンドや、音楽エキスパートが選ぶオススメ音楽などが届けられます。
公式サイトでは、知識豊富な専任のエキスパートチームによるレコメンドサービスを前面に押し出しています。彼らは実際にライブ会場に足を運び、新進気鋭のアーティストや隠れた名曲を探すそうで、良質な音楽を見つけ出そうという情熱が伝わってきました。今後Apple Musicから新しい音楽シーンが生まれるかもしれません。
2本めの柱はJ-Popからクラシック、ディズニーまで幅広いジャンルを網羅したラジオステーションサービスです。なかでも冒頭で紹介した「Beats 1」は、アップルによる24時間オンエアのグローバルなラジオステーション。ロサンジェルス、ニューヨーク、ロンドンのスタジオから、厳選されたトップDJたちが世界100カ国以上に向けて、キュレーションした音楽を届けます。
本物のラジオ番組よろしく、アーティストの独占インタビューや音楽業界の最新情報もキャッチできます。音楽好きにとってはチェックするチャンネルがまた1つ増えることになりそう。英語の勉強にも役立ちそうですね。
好きなアルバムやアーティストを選ぶことで、自分専用のラジオステーションを作ることもできます。
3本めの柱はアーティストとユーザーをつなぐ「コネクト」。ミュージシャンが楽曲制作の裏側や最新曲などを投稿し、ユーザーがその投稿に対して直接コメントを残すことができます。アーティストが主体となった音楽SNSのようなイメージでしょうか。
これらのサービスのうち、「コネクト上でアーティストのフィードを表示」「コネクト上でアーティストをフォロー」「Beats 1の視聴」機能は無料で開放されます(Apple IDでのサインインが必要)。
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