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NVMe M.2 SSD「SSD 950 PRO」の512GBモデルが予定通りデビュー

　先々週に登場した、リテールで初のNVMe M.2 SSD「SSD 950 PRO MZ-V5P256B/IT」。その512GBタイプ「MZ-V5P512B/IT」が予定通り登場した。価格は5万2000円弱だ。

　MZ-V5P512Bは256GBタイプより全体的に速度が高く、シーケンシャルリードは300MB／秒アップの2500MB／秒、同ライトは600MB／秒アップの1500MB／秒となる。4KBランダムリードは3万IOPSアップの30万IOPS、同ライトは2.5万IOPSアップの11万IOPSだ。基板の片面にチップが実装されているのは256GBと同じだ。

　大容量かつ高速なモデルということで、256GBが登場した後もこちらを待っていた人は少なからずいたようだ。TSUKUMO eX.は「256GBも品薄になるほど反響がありますが、同時に512GBの問い合わせも多く頂いていました。かなり勢いよく売れそうですが、それなりの数量を入荷しているので、街全体でみれば売り切れの心配はしばらくなさそうですね」と話していた。

　なお、先行のバルク版NVMe M.2 SSDの512GBモデル「SM951 MZVPV512HDGL-00000」とは価格差が2000円程度しかなく、まもなく需要がリテール側に集中するとみる向きが多かった。