光モノ人気がじわじわ再興中:古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)
LEDライトをソフトウェア制御できるキットや、リング状に光る虹色ファンなど、光モノ系の新製品が人気を集めている。来るか、10年ぶりの光モノブーム!?
水冷組み込み済みの980 Tiオーバークロックモデルがギガバイトから登場
グラフィックスカードで目立っていたのは、ギガバイトのGeForce GTX 980 Tiカード「GV-N98TXTREME W-6GD」だ。12センチファン搭載のラジエーターつき水冷システムを採用しており、価格は12万弱となる。ベース1216MHz/ブースト1317MHzと、オーバークロック幅が大きいのが特徴だ(標準はベース1000MHz/ブースト1075MHz)。
パソコンSHOPアークは「この高いオーバークロック幅でメーカーサポートが受けられるというところはうれしいですね。価格的にも形状的も人を選ぶところはありますけどね」と話していた。ただ、別のショップからは「このクラスだと12センチ1基の簡易水冷が標準装備されるより、自ら組み立てたいという人が多くなるので、正直刺さる人の範囲は狭いと思います」との声も聞かれた。
そんな声に応える製品もちょうど同時期に登場している。EK WaterBlocksのGTX TITAN X/980 Tiカード用ブロック「EK-FC Titan X」で、価格は2万7000円弱。同社の水冷キット「EK-XLC Predator 360」に増設するオプションとなる。
入荷したオリオスペックは「ブロック本体に冷却液注入済みで、アダプタをPredator 360と接続するだけで使えます。リファレンスカード用なのでオリジナル基板の場合は個別の確認や調整が必要ですが、水冷システムの増設という行為自体は簡単にできます」と話していた。
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