“GTX 1080”搭載ゲーミングPC「GALLERIA XG」のパフォーマンスは?:話題のVRも存分に楽しめる(1/3 ページ)
ゲーミングPCとして定評のあるドスパラの「GALLERIA」シリーズに、最新グラフィックスカード「GeForce GTX 1080」を搭載した「GALLERIA XG」が加わった。拡張性を重視したATX規格のマザーボードが収納可能なフルタワーモデルとなっている。今回はゲーミングPCとしての実力について検証していきたい。
高性能ゲーミングPCの王道タワー型デスクトップ機
最近はコンパクトで高性能なノートPCなども“ゲーミングPC”として人気が高いが、やはりゲーミング性能を追い求めるのであれば、簡単にグラフィックスカードなど内部パーツをアップデートできるタワー型がオススメだ。今回取り上げる「GALLERIA XG」は、本体サイズが207(幅)×450.2(奥行き)×520.7(高さ)mmというタワー型の大型モデルとなっている。ボディーは大型だが内部スペースに余裕があり、メンテナンス性が高いのが特徴だ。
標準仕様ではCPU倍率が変更可能なCore i7-6700K(4GHz/最大4.2GHz、4コア/8スレッド、3次キャッシュ8MB)とGeForce GTX 1080の組み合わせとなっている。今回の評価機は、プロセッサにIntel Core i7-6700(3.4GHz/最大4GHz、4コア/8スレッド、3次キャッシュ8MB)を搭載し、グラフィックスカードにNVIDIA GeForce GTX 1080(8GB)を組み合わせたモデルだ。
最初にこのIntel Core i7-6700から紹介していこう。Core i7-6700は第6世代CoreプロセッサでデスクトップPC向けのSkylake-Sと呼ばれるモデルだ。Core i7-6700Kとは異なりCPU倍率の変更はできないものの、4コア8スレッドで動作し、Turbo Boost時の動作クロックは最大4.0GHzと非常に高速だ。ゲームプレイだけでなく、負荷の高い動画の編集等にも使える強力な処理性能を持っている。
メインメモリはHinix製のPC4-17000の4GBが2枚搭載されており容量は8GBとなっている。このため空きメモリスロットが2本あり、必要に応じて自分で増設することも可能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.