街中がポケモン一色 「Pokemon GO」ダウンロード数は140万を突破:秋葉原、池袋を取材(3/3 ページ)
ネット上で非常に注目されている「Pokemon GO」は、実際にどれくらい外でプレイされているのか? 街角で取材した。
ポケモンセンターメガトウキョーの様子は
この様子だと、池袋の「ポケモンセンターメガトウキョー」はPokemon GOプレイヤーであふれているのでは、と思い、実際に行って売り場の担当者に取材した。
―― Pokemon GOによる売り場への影響はありますか?
担当 数で言えば、昨日に比べてお客さまの人数が多いということはないです。通常の平日と同程度です。もちろん、Pokemon GOをやっていらっしゃるお客さまは多いですが。
と、集客に関しては現在影響はないとのことだった。お店の周りのポケモン出現率を上げるような施策を打っているかということに関しても「少なくとも売り場としてはやっていません。出現率が上がっているとしたら、開発側か、あるいはお客さまがアイテムを利用されているのではないでしょうか」(担当者)ということだ。
しかし、実際にポケモンセンターメガトウキョーの前でPokemon GOを起動すると、ポケモンの出現率は他の場所に比べてかなり高かった。ポケモンセンターメガトウキョーは、Pokemon GO上でプレイヤー同士が育てたポケモンを戦わせる「ジム」になっている。ジムでの対戦に備え、ここでポケモン集めをする(アイテムを使用して出現率を上げる)プレイヤーが多い結果として出現率が上がっていたのかもしれない。
行き交う人々からポケモンの名前が聞こえる
一番印象的だったのは、特に聞き耳を立てていなくても「イーブイいた!」「またナゾノクサか」など、街のそこら中からポケモンの名前が漏れ聞こえたことだ。外で歩くのが前提というこのゲームの性質を加味しても、サービス開始初日からここまで話題になるスマートフォン向けゲームというのは、Pokemon GOが初めてではないだろうか。この人気が今後とも続くのか、それとも一過性のものなのか。任天堂は22日付けのリリースで「当社連結業績予想に織り込み済み」と、業績予想の修正は現時点ではしないと発表している。さまざまな人々が、このPokemon GO熱の行き先に注目していることだろう。
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