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Windows 10無料アップグレードは本日終了 明日からどうなる?ついにその日が来た(2/3 ページ)

Windows 10の一般公開から1年。Windows 7/8.1からWindows 10への無料アップグレード期間がいよいよ終了する。終了後は何が変わるのだろうか。

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Windows 10の導入メリットとサポート期限

 Windows 10は、Windows 7/8.1のイイトコ取りと言えるようなOSだ。Windows 8.xで省かれたスタートメニューが完全復活しており、Windows 7からWindows 8.xに乗り換えるより、Windows 7からWindows 10に乗り換えた方が違和感は少ない。

 また、仮想デスクトップ、Windowsストアアプリのウィンドウモード表示、通知と設定を集約したアクションセンター、音声対応パーソナルアシスタントの「Cortana」、モダンなWebブラウザ「Edge」、高速な起動やスリープ移行など、Windows 10で加わった新機能や、強化されたセキュリティを享受できるメリットもある。


Windows 10のデスクトップ画面。Windows 8.xのタイル型ユーザーインタフェース(スタート画面)を格納したような新しいスタートメニューを採用している

 そしてWindows 10導入のメリットで大きいのがサポート期限の延長だ。Windows 7は2020年1月14日、Windows 8~8.1は2023年1月10日にサポートが終了し、以後はセキュリティ更新プログラムが提供されなくなることから情報漏えいなどのリスクが増大するが、Windows 10は現状で2025年10月14日までサポートが受けられる。

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Windows XP/Vista/7/8.1/10のサポート期限

 ただし、Skylakeこと第6世代Core搭載PCの場合、Windows 7/8.1のサポート期間は2018年7月17日までとなる(全ての緊急のセキュリティ更新プログラムは、他のWindows 7/8.1搭載製品と同じサポート期限まで提供される)。

 また、Skyleke後に投入されるIntelのKaby Lake(第7世代Core)、Qualcommの8996(Snapdragon 820)、AMDのBristol Ridgeといった次期プロセッサは、Windows 10のみがサポート対象OSとなる予定だ。つまり、今後新プロセッサ搭載のWindowsデバイスを購入する場合、OSはWindows 10に限られることとなる。

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