レビュー

Evernoteがプラン改訂!? よろしい、ならばSynologyだ!!Synology Note Stationで「すべてを記憶する」(3/4 ページ)

NASを使って「企業に振り回されない環境」を作ろう。

Evernoteから移行する方法は二つ

 Note StationにEvernoteのデータをインポートする方法は二つある。

 一つはEvernoteと直接同期を取る方法。Evernoteの連携アプリとして認証し、Note StationがEvernoteのAPIを叩いてノートをインポートする。

設定ボタンをクリックし、「インポートおよびエクスポート」タブを開く。Evernoteからのインポートは「Evernoteからメモ帳をインポート」と「Evernote.enexファイルからノートブックをインポート」の2種類
「Evernoteからメモ帳をインポート」を選択した場合はサーバを選択する。YinXiangBiJiはEvernoteが運営する中国専用サービス
Evernoteからのインポートには連携認証が必要
EvernoteのページからNote Stationを承認する
承認が完了するとNote StationのインポートウィザードにEvernoteのノートブック(Note Station上ではメモ帳)一覧が表示される。インポートしたいメモ帳を選択し、適用。なお、全選択用のチェックボックスはページ内にのみ有効なので注意

 ただし、この場合はEvernoteのAPI利用制限の上限に達してしまうことがある。そのような場合はEvernoteのエクスポートファイルである.enexファイルからのインポートを行う。

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API利用制限の上限に達するとインポートが完了しない
Evernoteデスクトップアプリで全ノート上で右クリック>「ノートをエクスポート」を選択
形式に「ENEX形式のファイル(.enex)でエクスポート」を選択。ダイアログタイトルのところにノートの数が出ているので、間違った指定をしていないか確認する。保存先にはSynology DiskStationを指定するとよい
Note Stationの「インポートおよびエクスポート」タブから「Evernote .enexファイルからノートブックをインポート」をクリック。「マイ Synology NAS から」を選択
エクスポート時に指定したファイルを選択

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