オンキヨーのスマートスピーカー「P3」と「Amazon Echo」を比較して分かったこと(セットアップ編):山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はオンキヨーのAlexa対応スピーカー「P3」を紹介する。
独自アプリ+Alexaアプリの2段階で設定
P3の設定は、独自アプリ「Onkyo Music Control App」を使用してWi-Fiなどの初期設定を行った後、Alexaアプリで設定を行うという、他のサードパーティー製Alexa対応スピーカーと同じ2段階の手順を踏む必要がある。また、他のサードパーティー製Alexa対応スピーカーと同様、ウェイクワードの変更機能や応答音の設定機能もない。
ただし前回レビューしたHarman Kardon Allureの場合、初期設定に使ったアプリはその後ほとんど使用しないのに対して、P3のOnkyo Music Control Appは連携する音楽サービスの設定、複数設置していた場合のスピーカーの選択、ペアで使用するスピーカーの設定など、さまざまな操作に使用する。再生回りのインタフェースも備えているので、何かと出番は多くなる。
以上のように、設定のところまではごく一般的な手順だ。実のところ、Wi-Fiの設定にはあまり親切に感じられないフローもあるのだが、これは他のAlexa対応スピーカーにもみられるので、P3だけの問題というわけではない。ちなみにP3のWi-Fiは5GHz帯に対応しており、このことはプラス要因といっていいだろう。
次回は独自アプリのOnkyo Music Control AppがサポートするDTS Play-Fiなど音楽再生回りの機能を紹介した後、Alexa対応スマートスピーカーとしての実力をチェックする。
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