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「テラステーションWSS」の一部に非対応HDDが混入 リビルドできない不具合
2017年8月~2018年6月ごろに販売された機種が対象。
バッファローが販売するWindows Storage ServerOS搭載NAS「テラステーションWSS」の一部ロットで、交換用HDDとの入れ替え時にRAIDの再構築ができなくなる不具合があることが分かった。
該当するのは、2017年8月~2018年6月ごろに出荷された「WS5000N6」シリーズの一部機種。本来、物理セクタが4KBのHDDを使用するところ、物理セクタが512BのHDDが搭載されて出荷されていたため、交換用HDD(4KBセクタ)との入替え時にリビルドできないという不具合が発生する。なお、上記の問題が発生した場合でも、データ破損の影響はないと同社は説明している。
該当機種は本体交換(自主回収)を受け付ける他、すぐに本体の交換ができないユーザーに対しては不具合の発生しない交換用HDDを用意する。使用している製品のHDDが4KBセクタか512Bセクタかは、「セクタ数判別フォーム」に製品シリアル番号を入力することで判別できる。
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対象製品 | 対象シリアル番号 |
---|---|
WS5400RN16S6 | 40409371000011~40409371000127 |
WS5400RN16W6 | 40454271100019~40454271100125、40454270800019~40454270800200 |
WS5400DN16S6 | 40409980100010~40409980100096 |
WS5400DN16W6 | 40454570800016~40454570800207 |
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