Amazonで買った合計金額をスマートスピーカーが教えてくれる Alexaスキル「私の買ったもの」を試す:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はAmazonでの購入金額合計を教えてくれるAlexaスキル「私の買ったもの」を紹介する。
配達予定日も教えてくれる
もう一つの配達予定日に関しては、「次の配達予定を教えて」と問いかけると「○月○日に注文した商品の荷物は、○月○日にお届け予定です」と答えてくれる。配達予定日が判明している荷物を連続して読み上げてくれるのだが、応答内容に品名が含まれていないため、買い物の量が多い人はどれを指しているか分からない。在宅の予定を決める分には便利かもしれない。
ちなみにこのスキル、画面付きの「Echo Spot」で使用した場合、配達予定日は画面に表示してくれる一方、合計金額についてはスキルのアイコンが表示されるだけで、特に画面上に金額を表示してはくれない。この辺りはまだ発展途上といった印象で、将来的に月ごとの計算結果を画面に一覧表示してくれるようになれば、比較を行う場合の利便性は上がるだろう。
こっそり買い物したときの「家族バレ」に注意
というわけで、過去の購入金額を年単位でチェックして「使いすぎィ!」と驚くという、冒頭で紹介したような使い方はできないのだが、前月の購入金額を前々月のそれと比較しつつ、家庭内の予算管理に役立てる用途には使えるはずだ。何より登録が手軽なのがいい。
ややネックだと感じたのが、家族であればAlexaさえ使えれば誰でもアクセスできることから、例えば夫が買い物した金額の合計を、家族がチェックできてしまうことだ。「本にいくら使った?」など、ジャンルを指定することもできるので、家族に隠れてこっそりいろいろなものを買いすぎていると、思わぬセキュリティホールにもなりかねない。この点は注意していただきたい。
関連キーワード
スマートスピーカー | Amazon Echo | Amazon
関連記事
「Amazon Echo」を設置したら試したい 生活が快適になるスキル7選
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は筆者がチョイスした、「Amazon Echo」向けの実用スキル7つを紹介する。スマートスピーカーの次に来るのは「スマートディスプレイ」? 5製品のスペックを比較する
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は一足早く、画面付きのスマートスピーカーこと「スマートディスプレイ」についてチェックしてみよう。ディスプレイ付きスマートスピーカーだからできること 「Amazon Echo Spot」をネットワークカメラの映像表示に活用する
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は「Amazon Echo Spot」から、ネットワークカメラ「Arlo Q(アーロ・キュー)」の映像を見る場合の設定方法と、その実用性をチェックしていこう。「Amazon Echo Spot」を使いやすくする設定“10選”
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は「Amazon Echo Spot」利用にあたって変更しておきたい10個の設定を、その手順とともに紹介する。家の中で「財布や鍵が見つからない」をAmazon Echoで解消するワザ
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は「Amazon Echo」から財布や鍵の置き場所を探せる、今どきのスマートタグ「Tile」の使い方を紹介する。スマホの“うっかり充電忘れ”をAmazon Echoで防ぐワザ
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はスマホのバッテリー残量を「Amazon Echo」からチェックできるAlexaスキル「バッテリーの残量」を紹介する。LEDで知らせてくれるAmazon Echoの「通知機能」を使って分かったこと
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は2018年に入ってから日本語環境でも利用可能になったAmazon Echoの「通知機能」を紹介する。Amazon Echoの「音声読み上げRSSリーダー」を使って分かったこと
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はAmazon Echoで使える音声読み上げ型のRSSリーダーを紹介する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.