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Intelが「第10世代Core(Ice Lake)」の詳細を発表 次世代ノートPC「Project Athena」も言及COMPUTEX TAIPEI 2019(2/3 ページ)

新世代のCPUやGPUの話題で盛り上がった「COMPUTEX TAIPEI 2019」において、Intelが発表した内容を改めて整理した。今後の話を含めてお届けする。

クリエイター向けPCに注力するIntel

 Intelはまた、新しい市場としてクリエイターに注目している。映像や音楽、グラフィックスなどのクリエイティブアプリケーションは、マルチタスク性能や、より高速なクロック動作が求められる。そこで、Intelは最大8コア16スレッド、最大5GHzのシングルコアターボクロック、最大128GBのDDR4-2666メモリに対応したXeon Eシリーズを投入する。

 モバイルワークステーション市場向けには、8コア16スレッドで5GHzのターボ動作に対応したIntel Core i9-9980HKを搭載し、4K液晶パネルを採用したノートPCが登場(CPUそのものは4月に発表済み)。会場内ではクリエイターをターゲットとした小型フォームファクターの高性能デスクトップPCなどが数多く展示された。


Intelはクリエイター市場に期待をかけている

Intelが公開したクリエイター向けPC製品群

Intel Core i9-9980HKを搭載し、5GHz動作をサポートするDELLの次期ゲーミングノートPC「Allienware M17」

Intel Core i9-9800HK搭載ノートPCによるゲームデモ画面
Core i9-9800HK搭載ノートPCによるゲームデモ

SuperMicroの小型ワークステーションPCは、グラフィックスカードユニットを増設可能なユニークなデザインを採用する

4K有機EL液晶を採用したGIGABYTEのクリエイター向けノートPC「AERO 15 OLED」

MSIのクリエイター向けデスクトップPC「Prestigeシリーズ」

ASUSのワークステーション向けマザーボード「Pro WS」シリーズ

8コア16スレッド、5GHzのシングルコア動作を実現したXeon Eの新ラインアップも発表された

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