6コア12スレッドCPU搭載! 4K液晶やUHD BDドライブ内蔵にフルモデルチェンジした「VAIO S15」を試す(1/4 ページ)
VAIOの15.6型オールインワンノートPC「VAIO S15」が、待望のフルモデルチェンジを果たした。4K液晶やUHD BDドライブを内蔵した最上位モデルをチェックし、大幅に変更された内容を見ていこう。
「VAIO S15」は、15.6型の大画面ディスプレイ、最大6コア12スレッドの高性能CPU、そして光学ドライブを搭載するオールインワン仕様のメインストリーム向けノートPCだ。
2019年の春モデルでは、ボディーのデザイン、内部仕様ともに一新し、フルモデルチェンジを果たしている。今回、評価機としてハイスペック仕様の直販モデルを入手した。性能や使い勝手を検証しよう。
スリムでシャープになったボディー
ボディーのデザインは、13.3型のVAIO S13や11.6型のVAIO S11と共通のデザインイメージを採用する。従来モデルに比べるとグッとスリムになり、シャープなフォルムとなった。
具体的なサイズは、361.4(幅)×254.3(奥行き)×22~26(幅)mm、重量は約2.25kgだ。モバイル向きではないが、家庭内での移動、会議室やカフェなどオフィスのデスク以外で使いたい場合に気軽に持ち運びやすいサイズになっている。
さまざまなインタフェースを網羅
比較的スリムなスリムなボディーながら、インタフェースは充実している。Thunderbolt 3対応のUSB Type-Cポートを装備する他、Type-AのUSB 3.0を3基搭載し、さらにビジネス用途で需要の高い有線LAN、アナログRGB出力(D-Sub15ピン)も装備する。前面にSDメモリーカードスロット(UHS-I対応)、液晶ディスプレイ上部に92万画素のWebカメラも搭載している。
ACアダプターは90W仕様で、実測サイズは63(幅)×140(奥行き)×25(厚さ)mm、ケーブル込みの重量は約357gだった。比較的スリムで軽量なため出張などに持っていく際もあまりかさばらない。
なお、Thunderbolt 3端子はUSB PDには非対応だ。電源仕様的に仕方がないところではある
左側面。手前から、ヘッドフォン/マイク兼用、Thunderbolt 3、USB 3.0、HDMI 1.4、アナログRGB出力(D-Sub15ピン)、有線LAN、排気口の奥にDC入力(ACアダプター)がある
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