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第3世代Ryzen販売スタート! 遅れた3800Xは12日頃登場か古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

7月7日に販売スタートとなったRyzen Desktop 3000シリーズやAMD X570チップセット搭載マザーボード、Radeon RX 5700シリーズ採用グラフィックスカード。いずれも好調だが、人気が過熱したモデルはすでに取り合いの空気になっている。

X570マザーとRadeon RX 5700シリーズも一斉に登場!

 AMD X570チップセット搭載マザーボードは、ASUSTeKとASRock、ギガバイト、MSI、BIOSTARから登場している。価格は2万円前後から9万5000円前後までと幅広い。多くはATXサイズだが、MSIの最上位モデル「MEG X570 GODLIKE」(9万5000円前後)のようなE-ATXモデルや、ギガバイトの「X570 I AORUS PRO WIFI」(3万2000円強)のようなMini-ITXモデルも選べる。

 X570マザーボードはチップセットレベルでPCIe 4.0に対応する他、USB 3.1 Gen2もサポートする。第2世代Ryzenを搭載することも可能だ。


販売解禁直前のパソコンSHOPアークのレジ前。入荷したX570搭載マザーボードの価格表が貼られている

 販売初日は各社のハイエンド級マザーボードに人気が集まったが、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「おそらく2万円台後半から3万円にかけてのモデルが売れ筋になっていくと思います。十分にしっかりとした作りで、コスパに優れたモデルを各社がこのあたりで用意していますから、なかなか選びがいのある感じになりそうです」と話していた。

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ASUSTeKのハイエンドマザーボード「ROG CROSSHAIR VIII FORMULA」。価格は6万5000円前後だ

パソコン工房 秋葉原BUYMORE店が作成した、ロングスパンの売れ筋と目されるクラスのPOP

 同時に登場した「Radeon RX 5700」シリーズは、新アークテクチャ「RDNA」(Radeon DNA)を採用した新世代のGPU搭載グラフィックスカードとなる。上位のRadeon RX 5700 XT搭載カードは5万円~4万6000円程度、下位のRadeon RX 5700カードは4万5000円~4万円程度となる。

 ドスパラ秋葉原本店は「新Ryzenの影に隠れていますが、コスパの高さから注目している人はけっこう多いです。これからじわじわと目立つ存在になっていってくれればと思います」と話していた。


SAPPHIREのRadeon RX 5700 XT/5700搭載グラフィックスカード

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