レビュー

13.3型のE Inkタブレット「Boox Max3」を試す(活用編)電子ペーパーでAndroidタブはどう変わる?(1/4 ページ)

ひそかに注目を集めているE Ink搭載タブレット。Onyx Internationalの新モデル13.3型「Boox Max3」の使い勝手はどうなのだろうか。動画を交えて細かく見ていこう。

 前回は、Android 9.0をベースにした13.3型のE Inkタブレット「Boox Max3」について、基本的なスペックや特徴、アプリの使い方についてチェックした。後編となる今回は活用編として、ビューア機能やノート機能、さらにサブディスプレイ機能といった個別の機能について見ていく。


「Boox Max3」。13.3型のE Inkディスプレイを搭載したAndroidタブレットだ

多機能PDFビューアとして大活躍

 本製品はGoogle Playストアが利用できるのが売りだが、AndroidアプリはE Inkでの白黒表示に最適化できているわけではないため、なるべく標準機能およびプリインストールアプリで済ませた方がよいというのは、前回紹介した通りだ。

 では、本製品の標準機能とプリインストールアプリのうち、実用性が高く、積極的に使いたいアプリといえばどれだろうか。ざっと試した限り、ビューア機能とノート機能が、その最右翼ということになる。

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 まずビューア機能だが、ホーム画面で「書棚」と書かれたエリア、つまりライブラリー内に表示されるドキュメントファイルをタップすることで起動できる。本体と一体化しているのでアプリ名は表示されないが、「Neo Reader」という名称で、PDFやEPUBに対応する。

 機能は一般的なドキュメントビューアで、単ページ表示はもちろん見開き表示も可能なのに加え、画面を左右に分割して同じ文書を両方に表示したり、右側に手書きノートを表示したりしてPDFなどを参照しながらスタイラスでメモを取れるなど、かなりの多機能ぶりだ。目次やしおりといったPDF由来の機能も使える他、マーカー機能なども用意されている。

 EPUBのようなリフローコンテンツでは、文字サイズや行間・余白などの調整、さらにコントラストなどの調整にも対応しており、元がカラーのコンテンツであっても読みやすく調整できる。スライドショーのように一定間隔でページをめくるという、使いどころがよく分からない(譜面送り?)機能もあったりする。

PDFの書籍(左とじ)を開き、最初は単ページ、中盤以降は見開きで、ページをめくる様子。レスポンスは良好でストレスも感じない
「書棚」=ライブラリーには、デバイス内にあるPDFやEPUBなどのコンテンツが表示される(画面=左)。ライブラリーに表示されるコンテンツは、指定のフォルダもしくはデバイス全体がスキャンされ自動的に表示される(画面=右)
書籍PDFを表示したところ(画面=左)。紙の単行本よりもはるかに大きなサイズだ。しおりや目次表示にも対応する。試したところZIP圧縮JPGも表示できた。下段に読書オプションを表示した状態(画面=右)。日本語化されていて分かりやすい
拡大やトリミングなど、表示を最適化するツールが多数用意されている(画面=左)。コントラストの調整も容易なので、カラーの画像がつぶれてしまって見えない場合でも対応は可能だ(画面=右)

リフロータイプの書籍ではフォントサイズや行間なども調整できる

一般的な見開き表示の他、スクリーン分割表示で同じ本を左右に表示することもできる。離れたページを同時に表示したい場合に便利だ

左右に別の本を表示したところ。読書オプションは左右別々に設定可能だ

左側に本を、右側にノートを表示したところ。レジュメのPDFを表示しながらメモをとる場合に重宝する
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