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インテル、国内でも同社初のエクサスケールGPU「Ponte Vecchio」の概要を披露

インテルは11月27日、東京都内でAIに関する記者説明会を実施し、同社のXe GPUアーキテクチャに基づいたHPC/AIアクセラレーション向けに最適化された汎用GPUについて言及した。

 インテルは11月27日、東京都内でAIに関する記者説明会を実施し、同社のXe GPUアーキテクチャに基づいたHPC/AIアクセラレーション向けに最適化された汎用(はんよう)GPUについて言及した。


Xeアーキテクチャは、クライアントPCからHPCまで採用される

 これは、11月17日に開催された展示会「Supercomputing 2019」での発表を受けたもの。同社初のエクサスケールGPUとなる開発コード名「Ponte Vecchio」で、製造プロセスは7nm、パッケージング技術のEMIB(Embedded Multi-die Interconnect Bridge)とFoveros 3Dを用い、広帯域メモリやCXL(Compute Express Link)規格ベースのインターコネクト(Xe Link)などが1パッケージに統合されている。


Ponte Vecchioの概要

Ponte Vecchioの特徴

 なお、同社は2020年に内蔵GPUにXeを採用した10nmの「Tiger Lake」プロセッサを投入見込みで、このPonte Vecchioは2021年に米エネルギー省への納入が予定されているスーパーコンピュータ「Aurora」に採用されるという。

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