240Hz&RTX 2080でヌルヌル動作! あこがれの49万円ゲーミングPC「ROG Zephyrus S GX531GXR」を試した:Windows 10時代のゲーミングPC選び(2/5 ページ)
消費税増税前に駆け込みで購入した自慢のゲーミングノートPCを、ASUSが誇る「ROG Zephyrus S GX531GXR」と対決させた。ガチ勝負の結果はいかに……。
インタフェース回りをチェック
では、GX531GXRのインタフェースについて見ていこう。入出力ポートだが、左側面にヘッドフォン/マイク兼用ジャック、USB 2.0×2、USB 3.1(Type-C、Gen1)×1、DC入力の各端子を用意する。右側面にはUSB 3.1(Type-C、Gen2)×1、USB 3.1(Type-A、Gen2)×1が配置されている。背面にはHDMIポートがある。なおUSB Power DeliveryやDisplayPort Alternate Modeには対応していない。
キーボードは、83キーの英語キーボードで、日本語キーボードは用意されていない。ここは、人によって評価が分かれるところであり、筆者的には大きなマイナスポイントだ。ビジネス向けには日本語キーボードの製品を出しているのだから、ゲーミングノートPCでも日本語キーボードに対応してほしかった。
実測値では、キーピッチは約20mm、キーストロークは約0.8mmだった。20mmはとても余裕のあるキーピッチなので、入力はしやすい。キータッチは、ゲーミングノートPCでよくあるようなメカニカルではなくペタペタとしたものだが、耳障りなノイズは発生しない。なお、液晶ディスプレイを開くと本体底面奥が5mmほど浮き上がり、キーボードに適度な角度がついてキー入力がしやすくなる他、冷却性能を高めている。
タッチパッドは右側に用意されており、左上のキーを押すとテンキーが表示される。一般的に、タッチパッドはキーボードの下側に配置されるが、GX531GXRは本体の上半分にCPUとGPUの吸気口が用意されているので、それにより押し出された格好で、タッチパッドを右に配置するしかなかったからだろう。
しかしこれがまたくせ者で、私はEnterキーを右手薬指で押すスタイルなため、どうしてもキーパッドに触れてしまう。通常のパッド状態だとカーソルが飛ぶし、テンキーモードでは0とか1とかが入力されるので困った。
液晶ディスプレイ下部の本体中央部に、電源とバッテリー、ストレージアクセスのランプが用意されている。最近の省スペースモデルだと、コスト削減のためもあるのか、ストレージアクセスランプが省かれていることが多い。しかし意外とこのランプがあると便利で、起動時やPCがフリーズしたときなど、動いているのかいないのか判断する目安ともなる。
続いては、ベンチマークテストの結果を見ていこう。
関連記事
より幅広いニーズに応えるゲーミングノートPC――ASUS JAPAN「ROG」発表会詳報
より幅広いニーズに応えるべく、ASUSのゲーミングブランド「ROG(Republic of Gamers)」から多くのノートPCが登場する。その発表会の模様を詳しくお伝えする。ASUS、着脱キーボードを備えたハイエンドゲーミングPC「ROG Mothership GZ700GX」など18モデルを一挙投入
ASUS JAPANは、着脱式キーボードを備えたハイエンドゲーミングPC「ROG Mothership GZ700GX」など13機種計18モデルの発表を行った。ASUS「ROG Strix G G531GW」開封レビュー!
ASUSが、BMW DesignworksとのコラボデザインのゲーミングノートPC「ROG Strix」シリーズを6月21日から順次発売する。15.6型の注目モデルをチェックした。ASUS ROG Strix G G531GW<copperの復権>
ASUSが、ゲーミングPC 「ROG」シリーズをひっさげて怒濤(どとう)の攻勢をかけてくるという。その中で、特に気になる1台を見つけた。それは……ASUSの2画面4KノートPC「ZenBook Pro Duo」に感じた大きな可能性
ASUSTeKがCOMPUTEX TAIPEI 2019で発表した「ZenBook Pro Duo」(UX581)が、いよいよ日本でもリリースされる。キーボードの奥に4K表示のメインディスプレイと同じ幅、同じ横解像度のパネルを配置した本格的デュアルディスプレイノートは、どのような使い方を可能にしてくれるのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.