「VAIO SX12/SX14」に第10世代Coreプロセッサモデル登場 6コア12スレッドCPUな「RED EDITION」も用意(2/2 ページ)
VAIOのクラムシェル型モバイルノートPCが第10世代Coreプロセッサを搭載してリニューアル。久しぶりに赤と黒のツートーンが格好良い「RED EDITION」も登場する。USB Type-C接続のアクセサリーも新規投入される。
特別仕様は「ALL BLACK EDITION」と「RED EDITION」の2本立て
新しいVAIO SX12/SX14では、カスタマイズモデルの特別仕様として「ALL BLACK EDITION」と「RED EDITION」が用意される。Core i7-10710Uを搭載する構成をベースに、専用のカラーをまとい、専用のパッケージで届けられる。最小構成時の標準販売価格は以下の通り。
- ALL BLACK EDITION:20万9800円(ソニーストア)/23万1800円(VAIOストア)
- RED EDITION:21万9800円(ソニーストア)/24万1800円(VAIOストア)
ALL BLACK EDITIONとRED EDITIONは、通常のキーボードに代えて、キートップの印字を遠くから見えにくくした「隠し刻印キーボード」を搭載することもできる。
これは「2016年の「VAIO Z」から続けてきた無刻印キーボードに対して、『ちょっとやり過ぎじゃないか』『キー配列を習熟できていない人に使わせるとまごついてしまう』といった声があった」(担当者)ことから生まれたもので、正面からよく見ないと本当に印字が“分からない”ようになっている。
通常のキーボードと同様に、配列は日本語と米国英語の両方を用意しており、キーボードバックライトも備えている。ただし。隠し刻印は光を透過しないため、バックライト点灯時はキーの周辺部が光るのみとなる。
今回のVAIO SX12/SX14のALL BLACK EDITIONとREDエディションで選択できる「隠し刻印キーボード」。一見すると「無刻印キーボード」に見えるが、よく見るとうっすらと刻印がある(写真はVAIO SX12 RED EDITIONの日本語配列版)
新規の純正オプション+公認オプションも登場
VAIO SX12/SX14の新モデル発売に合わせて、VAIOは新たな純正アクセサリー「Type-C ドッキングステーション」を発売する。合わせて同社は、SUNVALLEY JAPANの「Type-C 薄型ACアダプター」を公認アクセサリとして取り扱う。いずれも単品販売される他、カスタマイズモデルの付属品とすることも可能だ。
Type-C ドッキングステーション
その名の通り、Type-C ドッキングステーションはUSB Type-C端子を介して接続するドッキングステーション。単品の場合、2月25日受注開始、2月28日発売となる予定で、ソニーストアやVAIOストアでの標準販売価格は1万2400円となる。カスタマイズモデルの付属品とする場合、本体と同様に1月23日から受注を開始し、1月31日から順次出荷される予定で、標準販売価格は1万500円となる。
ポート類は、有線LAN端子、USB 3.0 Type-A端子、USB 3.0 Type-C端子(USB Power Deliveryによる電源入力に対応)、HDMI出力端子、アナログRGB出力端子を備える。対応機種は以下の通りだが、※印が付いたモデルでは利用前にUEFIのアップデートが必要となる。
- VAIO SX12/14(2020年1月モデル)
- VAIO SX12/Pro PJ(2019年7月モデル)(※)
- VAIO SX14/Pro PK(2019年1月モデル)(※)
- VAIO A12/Pro PA(※)
Type-C 薄型ACアダプター(SUNVALLEY JAPAN扱い)
Type-C 薄型ACアダプターは、USB Power Delivery(USB PD)規格に準拠した電源アダプターだ。単品販売もカスタマイズモデルとのセット販売も1月23日から受注を開始し、1月31日から順次出荷される予定だ。ソニーストアやVAIOストアでの標準販売価格は、単品時が8100円、セット販売時が6900円となる。
最大出力は45W(20V/2.25Aまたは15V/3A)で、USB PDによる電源入力が可能なVAIOに対応している。
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