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5万円台スト5PCを作る――SSDとHDDで組むハイブリッドストレージ「StoreMI」(FuzeDrive)編お手軽ゲーミングPCの道(5/5 ページ)

インテルが2020年に立ち上げるeSportsトーナメント「Intel World Open」。そのタイトルに採用された「ストリートファイターV」を満喫できるPCを作り、大会に打って出るまでの道のりをお届けする。

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FuzeDriveの導入自体はスムーズ

 StoreMIは公式サイト閉鎖を受け、もうダウンロードできなくなってしまったので、今後、インストールを考えている人は、FuzeDriveを有償で購入しなければならない。購入は公式サイトから行える。支払いは各種クレジットカードの他、PayPalも利用できる。


FuzeDrive公式サイトの画面。導入するSSDの容量(256GBまで、1TBまで)で分かれている

 FuzeDrive(以降はStoreMIの括弧付け表記を省略する)は、「高速ストレージ側のSSDを何ギガバイトまでサポートするか」によって2種類の製品が用意されている。1つは「256GBまでのサポート」のバージョンである「FuzeDrive 256」で、こちらは19.99ドルだ。

 もう1つは上位の「1TBまでのサポート」をうたう「FuzeDrive 1000」で、こちらは29.99ドルとなっている。以前は「128GBまでのサポート」のバージョンもあったのだが、現在は提供が終了したようだ。

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 予算に合わせて、適切な方を選べばいいが、まぁ、一般的なPCの活用を想定するのであれば「FuzeDrive 256」で十分ではないかと思う。


FuzeDriveのインストール画面

細かなカスタマイズも行える

導入は至って簡単だ

StoreMIのインストールも、ウィンドウのデザインが異なるだけで進行はFuzeDriveと全く同じ。表示されるインストラクションも一言一句変わらない

 インストール後、PCの再起動を促されるのだが、ここでは再起動ではなく、シャットダウンを選択して一度PCの電源を落とそう。

 なお、細かいことだが、StoreMIを一度でもインストールしたことのあるシステムに対しては、例えStoreMIをアンインストールした後であったとしても、FuzeDriveをインストールすることはできなかった。原因は不明だが、FuzeDriveのインストール時にエラーが発生してしまう。

 というわけで、ようやくFuzeDriveの構築に向けてスタートラインに立てた。次回は構築の手順を細かく見ていく。

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