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第10世代Coreの新「13インチMacBook Pro」は予想以上に高性能だった 下位モデルやMacBook Airと比較した結果本田雅一のクロスオーバーデジタル(2/3 ページ)

第10世代Coreになった新しい「13インチMacBook Pro」の上位モデルは、第8世代Coreの下位モデルや旧モデル、第10世代Coreの「MacBook Air」と比較して、どれくらい高い性能を発揮できるのか。横並びでテストしてみた。

期待以上のパフォーマンスを示したTDP 28W版Ice Lake

 CPUとGPUの性能を計測する定番ベンチマークテストのGeekbench 5では、CPUに関して期待通りの結果が引き出せている。

 現代のプロセッサは熱設計と性能が直結しており、実際にどの程度のクロック周波数で動作するかはシステム次第(ノートパソコン側の放熱設計次第)という側面があることも含めて評価する必要がある。その点、Ice Lake搭載の13インチMacBook Proは、28WというTDPの中で、最新世代なりの能力を素直に引き出せているようだ。


13インチMacBook Pro上位モデルのGeekbench 5スコア(CPU)

Geekbench 5スコア(CPU)の比較

 一方、TDPが10Wといわれる第10世代Core i5を搭載したMacBook Airは、シングルコアの性能では健闘するものの、同時に多くのタスクが走る場面では動作パフォーマンスが抑えられるため、マルチコアのスコアが低くなる。

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 最新の13インチMacBook Pro下位モデルは第8世代Core i5(Coffee Lake)のTDP 15Wプロセッサを搭載するが、同じくCoffee LakeのTDP 28Wプロセッサを採用した旧モデル(Mid 2018)に近い性能だった。あらためてこのモデルのコストパフォーマンスの高さが分かる。


上が上位モデル(TDP 28W)、下が下位モデル(TDP 15W)の底面。TDPが高い上位モデルは放熱のため、底面の端に通風口が設けられているのが分かる

 しかし注目したいのはGPUのスコアだ。OpenCLを用いたGPUテストでは、ほぼ予想される実力通りの結果が出たが、Metalを通じての演算テストスコアが以前よりも伸びている。


13インチMacBook Pro上位モデルのGeekbench 5スコア(OpenCL)

13インチMacBook Pro上位モデルのGeekbench 5スコア(Metal)

Geekbench 5スコア(OpenCL、Metal)の比較

 例えば、13インチMacBook Pro下位モデルに内蔵されているIntel Iris Plus Graphics 645は、以前にテストした際には6000を下回る程度のスコアだったのが、最新モデルでは同じ内蔵GPUにもかかわらず7417まで上がった。Mid 2018モデルの13インチMacBook Proは内蔵GPUがワンランク上のIntel Iris Plus Graphics 655だったが、これを上回っている。

 どうやら、ある時期(macOSのバージョン)からMetalのスコアが上がっているようなのだが、執筆時点で詳細は分からない。ただ、Ice lake搭載の13インチMacBook Pro上位モデルでは最終的に1万を超えており、プラットフォームは違うものの「iPad Pro」が搭載する「A12Z Bionic」に近い演算能力になっている。


13インチMacBook Pro上位モデルのAmorphous MemoryMarkスコア。メモリの読み書き速度を計測

13インチMacBook Pro上位モデルのAJA System Testスコア。ストレージ読み書き速度を計測

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