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5万円台スト5PCを作る――テスト結果から見えてきた必要十分なパフォーマンス【ベンチマーク編】:お手軽ゲーミングPCの道(6/6 ページ)
IntelのeSportsトーナメント「Intel World Open」(2021年に延期)に採用されたゲームタイトル「ストリートファイターV」。これを満喫できるPCを作り、その過程をお届けする本連載。今回は、さまざまなテストでスト5PCの実力をチェックした。
よりハイスペックなPCでもテスト
参考までに、前出の筆者が所有するPCの中では最上位スペック(Core i9-7900X、GeForce RTX 2080Ti、メモリ64GB)のマシンで同じベンチマークを実行した結果も示しておこう。
ファイナルファンタジー系ベンチマーク、CINEBENCH R20については、スト5PCと比べて値にだいぶ差がある。まぁ、CPUは最新ではないとはいえ、ハイエンド機だし、GPUはかなりの上級モデルなので、このくらいのスコア差が出てしまうのは致し方あるまい。ただ、PCMark 10ではそれほどの差は見られない。CPU依存度の高いアプリケーションや、極端にグラフィックスヘビーなゲームでなければ、今回の5万円台スト5PCはパフォーマンス的に申し分なさそうだ。
ストリートファイターV以外のゲームがどのような感じでプレイできるかについては、いずれ回を改めてレポートすることにしたい。このあたりに関心が強い人は、さまざまな実験を行っている筆者のYouTubeチャンネルを参照してほしい。
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今後は、Intel CPU搭載モデル(弐号機)の概要やPC版ストVをプレイしての雑感、PC版ストVをプレイする上で、あると便利なグッズ(例えばアケコンなど)、格闘ゲーマーのためのディスプレイ選び、その設定などについて順次お届けしたい。
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