まだテレワークで消耗している? よろしい、よみうりランド「アミューズメントワーケーション」の出番だ:モバイルディスプレイのすゝめ(1/5 ページ)
旅先でバカンスしながら仕事もこなす「ワーケーション」だが、都会にある遊園地の「よみうりランド」が新たな提案をスタートさせた。早速、モバイルディスプレイを片手に乗り込んでみた。
新型コロナウイルスの影響を受け、テレワークに改めて注目が集まって日本各地で急速に広まった。リクルートキャリアが2020年8月7日~10日に行ったアンケートによれば、都内の正規雇用者のうち71.1%がテレワークを経験し、東京、神奈川、大阪の3都府県ではアンケート実施時点でも53.8%の人が継続していたという。
実際、オフィスワークのほとんどは、PCやスマートフォン、タブレットなどの端末と、ネットワーク環境さえあればどこでも作業が可能だ。温泉街でも、ビーチサイドでも、キャンプ場でも(仕事をする気にさえなれば)テレワークができるのだ。
「それならば」ということで、東京と神奈川をまたぐ遊園地「よみうりランド」が新たなテレワークを提案してきた。「アミューズメントワーケーション」と名付けられたこの新プランでは、何と大観覧車内でテレワークが行えるという。本当に仕事ができるかどうかを、早速検証してみた。
「アミューズメントワーケーション」とは何か?
よみうりランドは、新宿から小田急電鉄や京王電鉄経由で30分ほどの場所に位置する遊園地だ。敷地総面積は37万平米と広大で、通常は入園料1800円、駐車場利用料は1日1500円となっている。
新プランのアミューズメントワーケーションは、この広い敷地を持つよみうりランドにあるプールエリア(「アクアエリア」)のテレワーク用特設スペースを午前9時~午後4時までレンタルできるというものだ。
入園料+特設スペース利用料+駐車料金込みの利用料は、平日で1900円、土日/祝日は2000円(ペア料金もあり)となる。公式サイトから事前に仮予約を行い、よみうりランドからの返信で予約確定となって利用できるようになる。
よみうりランドの開園時間は日によって異なるが、10時であることが多い。アミューズメントワーケーションの利用開始時刻が他のエリアの営業前なので、入園方法が通常と異なる点には注意が必要だ。
現地に到着したら、スカイゲートの団体受付で氏名を伝える。アミューズメントワーケーション予約者であることの確認が取れ次第、スタッフのアテンドにより特設スペースへ入るという流れだ。
スペース内のブースにはデッキチェアとイスがそれぞれ2脚、テーブルが1脚備わっており、1ブースにつき2人まで利用可能だ。電源と無料Wi-Fiも完備されているため、利用時間内めいっぱい仕事しても、バッテリー切れや通信量の心配をしなくて済む。
遊園地の入園料を含んでいるため、レンタル時間内にレストランやカフェを利用してもいいし、園内をぶらぶらすることもできる。仕事が終わった16時以降はアトラクションを楽しんだり、家族や友人と待ち合わせて10月22日にスタートした「ジュエルミネーション」(よみうりランドのイルミネーションイベント)で思い出作りをしたりしてもいい。閉園時間まで、たっぷり活用できるのだ。
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