モバイルディスプレイとPCを持って外に出よう! これぞ“どこでもテレワーク”を実践した結果:モバイルディスプレイのすゝめ(1/3 ページ)
作業領域が広がり、テレワークの際に威力を発揮してくれるモバイルディスプレイだが、屋外で使った場合はどうなるのだろうか。
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けて、ローテーション勤務などで会社に行ったり行かなかったり、あるいはテレワークで在宅勤務を続けていたりという人が増えているのではないだろうか。
緊急事態宣言に関係なく、元から業務のほとんどを自宅で行う生活を送っていた私のようなフリーランスのライターでさえ、外に行きたくても行けない窮屈さを感じているのだ。出勤するために歩いたり車に乗ったり、電車に乗ったりする生活をしていた人であれば、なおのこと閉塞感を覚えてしまっているはずだ。
というような文章を書いていたら、猛烈に気分転換をしたくなってきた。
そうだ、仕事道具を持って散歩をしよう。
密を避けた散歩などは自粛対象になっていないし、ソーシャルディスタンスを保っていれば、公園に長時間とどまることも可能だ。家から距離はあるが、多摩センター駅近くにある複合文化施設「パルテノン多摩」には広大な「多摩中央公園」がある! そこなら座るスペースもあるし作業もできるはずだ。
というわけで、久しぶりにいそいそと仕事道具をバックパックに詰め込んだ。
テレワークと相性の良いモバイルディスプレイは中でも外でも大活躍
モバイルできる仕事環境=仕事道具は、テレワークと相性が良い。ノートPCしかり、テザリングし放題のスマホしかり(LTE内蔵PCが欲しいぞ)、大容量のモバイルバッテリーしかりだ。
その中でも重宝しているデバイスが、実はモバイルディスプレイだ。オフィスに自席があるビジネスパーソンの中には、会社支給のデスクトップPCまたはノートPCに、サブディスプレイを接続し、広い作業環境を確保している人もいるだろう。
しかし、いざテレワークで社外に出てしまうとノートPCのディスプレイだけに頼らざるを得ない場合が多い。スマホやタブレットで情報を表示させることはできても、気軽にコピペはできず、見えているのに使えないのがもどかしくなるし、何より作業領域が限られてしまう。
「スマホやタブレットを、サブディスプレイ化するアプリもあるのでは?」と思われるかもしれないが、会社支給のPCやスマホでは、アプリのインストールがままならないことも多いだろう。
しかし、記憶領域を持たず、情報流出やウイルス感染といったリスクがない外付けディスプレイ――ここではモバイルディスプレイを指すが――ならWindowsやMacといったOSを選ばずに利用できる。少し荷物が増えてしまうが、たった1枚のモバイルディスプレイを追加することで、オフィスと同じように仕事のしやすい環境を、どこでも手軽に構築できるようになるのだから導入しない理由はないだろう。
もちろん、オフィスで使ってもいいし、自宅のワークスペースで使ってもいい。やはりモバイルディスプレイは、作業効率をアップさせるのに最強のデバイスではないだろうか。
私が愛用しているユニークの「PROMETHEUS MONITOR 15.6 FHD」。1920×1080ピクセル表示に対応した15.6型モバイルディスプレイで、USB Type-Cケーブル1本でPCと接続可能だ。本体単体では約600g、スタンド兼用カバーと合わせても約1kgに収まる
早速、外に出てみよう。
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