iMacがM1チップを搭載し23.5型にフルモデルチェンジ――キーボードも3タイプから選択可能:7色のカラバリで展開
Appleが、M1チップを搭載した新型iMacを発表し、4月30日から注文を受け付ける。発売は5月後半で、8コアGPUの上位モデルが税込み19万9800円~、7コアGPUの下位モデルは税込み15万4800円~となっている。
Appleは4月20日(米国太平洋時間)、オールインワン型Macの「iMac」をフルモデルチェンジした。8コアCPUと8コアGPU/8GBメモリ/512GB SSD/の上位モデルが19万9800円~、ストレージを256GBにしたモデルが17万7800円~、8コアCPUと7コアGPU/8GBメモリ/256GB SSDの下位モデルが15万4800円~(いずれも税込み)で、4月30日から注文を受け付ける。発売は5月後半の見込みだ。
4.5Kの23.5型iMacは7色のボディーカラーで3モデルを用意
新たに登場したのは、M1チップを搭載した4.5Kの画面解像度を備えた23.5型iMacで、VESAマウントアダプターを備えたモデルも別途選択可能だ。ブルー/グリーン/ピンク/シルバー/イエロー/オレンジ/パープルのボディーカラーが用意され、液晶ディスプレイはP3の色域をカバーし、輝度は500ニトでTrue Toneテクノロジーに対応する。また、6つのスピーカーを内蔵してDolby Atomsをサポートしている。
ボディーサイズは約54.7(幅)×14.7(奥行き)×46.1(厚さ)cm、重量は約4.48kg(下位モデルは約4.46kg)で、OSはmacOS Bif Surだ。
Face Time HDカメラに強化し3タイプのキーボードを用意
8コアCPU/8コアGPU(下位モデルは7コアGPU)、16コアのNeural Engineを内蔵したM1チップを搭載することで、従来のiMacからCPUが85%、GPUも2倍、機械学習は3倍高速になったという。
液晶ディスプレイ上部に内蔵した内蔵カメラも1080pのFace Time HDカメラとなり、3アレイのマイクと共にM1チップのISP(画像信号プロセッサ)と密接に連携して、画質や音質を大幅に向上させている。
背面のインタフェースも刷新され、全モデルで2基のThunderbolt/USB4端子と左側面に3.5mmのヘッドフォン端子を備え、上位モデルはさらに最大10Gbps対応のUSB 3.1 Gen 2 Type-C端子を2基用意する。
外部ディスプレイ接続は1台で、最大6K/60Hzのディスプレイをサポートする。Thunderbolt/USB Type-Cに加え、別売のアダプターを経由することでD-Sub 15ピンやHDMI、DVIなどにも出力可能だ。
ネットワークはWi-Fi 6の無線LANとBluetooth 5.0を内蔵し、ギガビット対応の有線LANは出力143WのACアダプターに接続する形だ(下位モデルはオプション)。
キーボードは、Magic KeboardとTouchID搭載Magic Keboard、さらにテンキー付きTouchID搭載Magic Keboardと3つのタイプが用意される。テンキー付きはCTOオプションで、上位モデルはTouch ID搭載、下位モデルはTouch IDなしのMagic KeboardとMagic Mouseが標準で付属する。それぞれ7色のボディーカラーがあり、オプションでMagic Trackpadも選べる。
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