iiyama初の実売5万台となる34型ウルトラワイド液晶を試して分かったこと:ストレートな大画面が心地よい!(3/3 ページ)
普段はデュアルディスプレイを使っているけど、額縁や設置スペース、ケーブルとの取り回しをもっとスッキリさせたい……。一方でウルトラワイド液晶は気になるけど湾曲が……と悩んでいる人にお勧めしたいのがマウスコンピューターの「ProLite XUB3493WQSU」だ。
ゲームプレイも映画気分の21:9で満喫できる
ウルトラワイドディスプレイを使えば、ワークスペースの拡張だけでなくゲームも楽しく遊べるようになる。
PC向けゲームの中には、ウルトラワイドディスプレイに対応したタイトルが多数あり、設定すると幅広い画面で映画を見ているような気分でゲームを満喫できる。アスペクト比16:9の画面と比べて画面の表示範囲も広がり、情報量も増えて対戦ゲームでも比較的有利に戦えるだろう。
今回は21:9表示に対応しているPC版「DEATH STRANDING」を遊んでみた。映画のような表現が多いゲームのため、遊んでいて非常に心地よい。左右を1度に見渡せる範囲が広がったので移動も楽しくなり、移動を邪魔する敵の場所も把握しやすくなっている。
21:9表示には他にも「ファイナルファンタジーXV WINDOWS EDITION」や「バトルフィールドV」などもサポートしている。対応したゲームを遊ぶ際は設定を切り替えてみると、先ほども述べた通り映画を見ているような感覚でプレイできる。仕事だけでなく、息抜きにゲームをプレイするとしても、こうしたメリットがあるわけだ。
同じように21:9のアスペクト比だと、映画タイトルの動画を見る際も恩恵がある。Amazonの「Prime Video」で配信していた「ジョン・ウィック」を視聴したところ、フルスクリーンに拡大すると黒帯もなく見られた。画面サイズも大きいので、余暇を楽しく過ごせるようになる。
安価で大きい、扱いやすさ重視のディスプレイ
このように、ProLite XUB3493WQSUは34型と非常に大きいサイズのディスプレイでありながら、税込み5万9800円前後と手が届きやすい価格にまとまっている。
スタンド込みで約10.8kgの重量は安定感があり、しっかりと設置して使うことができる。強いて気になるところを挙げるなら、USB Type-C端子の省略やリフレッシュレートが低めなところだが、ゲーミングデバイスではないので不満には感じない。むしろ、非光沢かつ湾曲がない点は大きな魅力だ。
幅広い画面を利用してオフィスソフトや業務に使う各種ソフトのウィンドウをいくつも並べられ、それでいて表示するものがゆがまずに見えるディスプレイとして、普段のワークスペースを大きく拡張可能だ。約817mmという横幅ゆえ、在宅ワークでは設置スペースが悩ましいところだが、もし導入できるのであれば、仕事や学習もプライベートも楽しめるディスプレイとして活躍してくれるはずだ。
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