検索
ニュース

GPD初のミニデスクトップPC「GPD BOX」&超小型外付けGPU「GPD G2」登場! 電源内蔵で手のひらサイズを実現(1/3 ページ)

天空は7月7日、中国GPD Technology製のミニデスクトップPC「GPD BOX」と外付けGPUボックス「GPD G2」の国内取り扱い開始を発表した。その発表会の模様をお伝えする。

Share
Tweet
LINE
Hatena
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 天空は7月7日、中国GPD Technology製のミニデスクトップPC「GPD BOX」と外付けGPUボックス「GPD G2」の国内取り扱いを発表した。

 GPD BOXは29万3000円から、GPD G2は6万3500円で、いずれも8月22日に発売を予定している。いずれも事前に予約すると3000円オフで購入できる。

 ハイビーム秋葉原本店(東京・千代田区)で行われた発表会では、メディア向けに実機が公開された。

GPD G2とGPD BOX
外付けGPUボックス「GPD G2」(写真左)と、ミニPC「GPD BOX」(写真右)

GPD初のデスクトップPC「GPD BOX」

 GPD BOXは、クラムシェル型のミニPCを得意としてきたGPD初のデスクトップPC製品で、「AIワークステーション」という位置付けだ。これまでGPDはクラムシェル型のミニPCを開発してきたが、デスクトップPCを開発するのは初めてのことだ。

GPD初
GPD BOXは、GPD初となるデスクトップPCだ

 CPUにCore Ultra X7 358Hを採用した上位モデルと、Core Ultra 7 356Hの下位モデルがあり、価格はそれぞれ30万8000円(予約価格は30万5000円)と29万3000円(同29万円)だ。標準で、32GBのメモリと1TBのSSDを搭載する。

価格
モデル別の価格
モデルごとの仕様
モデル別の仕様。プロセッサと、MCIO 8iの有無以外の違いはなく、ほぼ共通の仕様だ

 発表会では「GPDならではの9つのポイント」が紹介された。

 1つ目のポイントはサイズだ。一般的なワークステーションは重量が5.5〜6.8kgあるところ、GPD BOXは約0.94kgと持ち歩けるサイズ感である。また、約175(幅)×134(奥行き)×39.5(高さ)mmと、手のひらに載るほどのコンパクトさも特徴だ。

サイズ
AIワークステーションとしてはコンパクトなボディーサイズ

 2つ目のポイントは電源だ。このコンパクトなボディーに160WのGaN電源を内蔵しているため、重たくて大きいACアダプターを利用する必要がない。持ち出す際にも便利だろう。ここは、これまでミニPCを手がけてきたGPDの知見が生かされているところである。

電源
160W電源を内蔵している。そのため、取り回ししにくい大きなACアダプターを利用せずに済む

 3つ目のポイントは冷却性能だ。こちらも、ミニPCを開発し続けてきたGPDならではのポイントだ。最大80WのTDPで動作しても安定した環境を提供するデュアルファンと、4本のヒートパイプを搭載する。

冷却性能
デュアルファンと4本のヒートパイプで強力に冷却する

 4つ目のポイントはだ。デスクトップPCでありながら、2Wのステレオスピーカーを内蔵し、立体音響のDTS:X Ultraに対応している。また、高感度全指向性マイクを搭載しており、ヘッドセットを使わずにボイスチャットを楽しめる。

音
スピーカーも内蔵している

 5つ目は拡張性だ。USB 3.2 Gen 2(10Gbps)Standard-Aポートを4基備えており、マウスやキーボードだけでなく、Webカメラや外付けストレージ、ゲームコントローラーなどを接続して拡張できる。

拡張性が高い
GPDのミニPCに触れたことのある人なら知っているかもしれないが、豊富なインタフェースを用意している。その伝統が本機にも受け継がれており、外付けのハブなどを使わずに、さまざまなデバイスと接続できる

 6つ目のこだわりポイントはUSB4 Version 2.0(80Gbps)を2基搭載していることだ。これにより、後述するGPD G2との高速な接続も可能で、映像出力にも対応している。

USB4 Version 2.0
USB4 Version 2.0を2基搭載している。下位モデル(Core Ultra 7 356H搭載)では、さらにMCIO 8iも搭載する

 7つ目は、その映像出力だ。標準で6K/60Hzに対応し、DSC(ディスプレイ ストリーム圧縮)により8K/60Hzにも対応する。DisplayPortやUSB Type-Cポートも組み合わせれば、最大4画面出力を行える。

映像出力
4画面同時に映像出力可能だ

 8つ目はCore Ultra 7 356Hモデル限定ではあるが、世界初(2026年7月天空調べ)となるMCIO 8iポートを搭載していることだ。MCIOはMini Cool Edge IOの略で、NVMe SSDやSAS/SATAストレージ、GPUなど、サーバ分野でよく知られている高速コネクターである。Thunderbolt 4で40Gbps、OcuLinkで64Gbpsという速度に対し、MCIOでは128Gbpsでの通信を行える。

MCIO搭載
MCIO 8iポートを備えている

 9つ目はセキュリティだ。GPDのミニPCには指紋認証センサー兼用の電源ボタンを搭載するが、GPD BOXでも同様にWindows Hello対応の指紋認証センサーを用意する。これにより、PC起動時のログイン時だけでなく、パスワード入力の必要なWebサイトへもスピーディーにログインできる。

 発表会ではこちらのスライドを表示しながら「デフォルトでPCI Express 5.0 x4対応スロットにSSDを装着した状態で出荷するが、その他にPCI Express 4.0 x2対応の空きスロットが1基あるので、お好みのSSDを装着して拡張できる」と説明されていた。

セキュリティ
指紋認証センサーを搭載している。また、SSD用の空きスロットも確保しているので、ストレージの拡張も簡単だ

 インタフェースは2.5GbE対応の有線LAN×2、USB 3.2 Gen 2 Standard-A×4基、USB4 Version 2.0×2基、DisplayPort 2.1、HDMI 2.1出力、3.5mmヘッドセット端子と豊富だ。

インターフェース
豊富なインタフェースを用意する

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る