生まれ変わった「Echo Show 10」がやってきた! 注目の回転機能を試して分かったこと:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/3 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程をお届けする本連載。今回は、画面付きスマートスピーカーの最上位に位置する新型「Echo Show 10」(第3世代)をチェックした。
回転範囲や待機ポジションは細かく指定可能
では設置手順を見ていこう。パッケージは、本体とACアダプター、さらにスタートアップガイドというお決まりの付属品に加えて、前述の設置面積を決めるためのシートが封入されている。まずはこれを使って、適切な場所に本製品を設置する。
設定はAlexaアプリを使わず、本体側で行う。一般的なEcho Showの設定手順と同じく、ネットワーク設定とAmazonアカウントの登録、さらに置き場所や本体の名称、壁紙の種類、天気予報などで必要になる所在地を指定することで、利用可能になる。
セットアップが完了した後、本体のディスプレイが回転する範囲を決めるための追加セットアップが実行される。設置場所の種類を指定した上で、実際にディスプレイを動かし、障害物に当たらないことを確認して回転範囲を決める流れだ。仮設置のままセットアップを開始すると、ここで右往左往することになるので注意しよう。
未使用時にどの方向に向けておくか(待機ポジション)も設定できる。普通に考えると真正面ということになるが、カメラが普段からこちらに向いていること自体を避けたいのであれば、ほぼ真後ろを指定しておく手もある。このあたりはユーザーのお好み次第ということになる。
なお必須ではないが、これらのセットアップが一通り完了した後に、Alexaアプリで追加設定を行っておくとよい。具体的には、ウェイクワードの反応音をオンにするのと、会話継続モードのオン/オフの指定、時計の24時間制への変更などだ。
これらは本体側のセットアップウィザードには含まれていないので、Alexaアプリ側で変更する必要がある。ウェイクワードをAlexa以外の名前、例えば「Echo」に変更する場合なども同様だ。
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