レビュー

今なら1万9000円切りでOfficeと専用キーボードが付属! 「Fire HD 10 エッセンシャルセット」の破壊力にしびれる1TBのクラウドストレージも付属(3/4 ページ)

コスパ良好のAmazon製タブレットの新型「Fire HD 10」に、「エッセンシャルセット」が登場した。非常にお得なセットだが、実際に試して想像以上の破壊力があることが分かった。

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

PCでOfficeを使えるようにする

 Fire HD 10からoffice.comを開いたところで、できることはMicrosoftアカウントとプロダクトキーのひもづけ程度だ。掲載のキャプチャ画像はFire HD 10で行ったものだが、ここからはOfficeをインストールしたいPCで作業を進めていった方がいいだろう。

 まずは、PCのブラウザを開き、Amazon.co.jpにログインをしよう。そして、前述の方法で、office.comへアクセスする。


購入したことのあるオンラインコード版ソフトのプロダクトキーリストが表示される。ここではプロダクトキーを気にせずに「office.comへ」ボタンをクリックしておこう

 Microsoft 365を利用するにはMicrosoftアカウントが必要だ。開いたリンク先で、既存のMicrosoftアカウントを使ってサインインするか、新しいアカウントを作成しよう。筆者の場合、Microsoft 365サービスを契約していないアカウントがあったため、そちらを使ってサインインをした。ちょうどOneDriveの容量が足りなくて困っていたのだ。

advertisement

リンク先で、Microsoftアカウントとプロダクトキーをひもづける。アカウントがなければここで作ることも可能だ

筆者は既存アカウントでサインインした。100GBのOneDriveが1年間2688円ということを考えると、約3000円でその10倍のクラウドストレージ容量とフルのOfficeを使えるのがいかに破格かが分かる

 数秒待つとMicrosoftアカウントと、Amazonで購入したMicrosoft 365のプロダクトキーがひもづけられる。


Amazonのゲーム&PCソフトダウンロードライブラリのリンクを踏むだけで、自動的にプロダクトキーが有効になった

 後は「アプリを入手する」の手順で「次へ」ボタンをクリックすれば、自分のMicrosoftアカウントサイトへ飛ばされるので、「アプリをインストールする」からOfficeアプリをインストールすればよい。


画像では「定期請求」が「有効」になっており、決済情報を登録しているが、ここは「無効」のままでもかまわない

3ステップ目で、ようやくOfficeをPCにインストールできるようになる

Fire HD 10ではMicrosoft 365 Personalのサイト(マイアカウントページ)でモバイルアプリしかダウンロードできない

PCであれば、図のように「アプリをインストールする」リンクが表示され、フルで使えるOfficeをダウンロード可能だ

 いったんMicrosoftアカウントにプロダクトキーを適用してしまえば、どのPCでも同じMicrosoftアカウントを使って、完全なOfficeのデスクトップアプリを使うことができる。Microsoftアカウントがプロダクトキーの役割を果たすからだ。iPhoneやAndroidでも、モバイルOfficeアプリ使用時にMicrosoftアカウントへログインしておけば、下書きなどした書類をOneDrive経由で同期できるようになるので便利だ。

 既にOfficeのサブスクリプション契約をしている人ならば、Microsoft 365の契約時に、クレジットカードなどの決済情報を入力していれば、満期時に自動更新される。決済額は、その時点でのMicrosoft公式サイト価格になる。

 しかし、Fire HD 10 エッセンシャルセットを購入すれば、約3000円ほどでMicrosoft 365のプロダクトキーが手に入る。Microsoftアカウントに、そのプロダクトキーを登録することで、格安で更新できるのだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.