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今なら1万9000円切りでOfficeと専用キーボードが付属! 「Fire HD 10 エッセンシャルセット」の破壊力にしびれる1TBのクラウドストレージも付属(4/4 ページ)

コスパ良好のAmazon製タブレットの新型「Fire HD 10」に、「エッセンシャルセット」が登場した。非常にお得なセットだが、実際に試して想像以上の破壊力があることが分かった。

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Made for Amazon認定取得済みキーボードは意外便利

 最後に、Fire HD 10と専用キーボードを組み合わせたOfficeの使い勝手についても触れておきたい。

 専用キーボードとされているFintie製のBluetoothキーボード付きカバーは、キーピッチも小型ながら約17mmを確保しており、タイプ感もよい。数字が刻印されているキーの位置が、若干左寄りのため最初は戸惑うが、慣れればタッチタイプも可能だ。かな入力派を悩ませる「ろ」はスペースキーの右隣に配置されているが、これも親指で入力するものだ、と自分に言い聞かせることで解決する。

Fire HD 10
Fintie製のBluetoothキーボード付きカバー。Fire HD 10/Plusの背面カバーと、Bluetooth接続のキーボードがセットになっている。価格は5980円だ
Fire HD 10
背面カバーはマグネットで固定されており、着脱できる。パームレスト部はタッチパッドを載せる余裕がありそうではある

 キーボード部の重量は実測で約496g、カバー部分は約135gなので、同じく約460gのFire HD 10を合体すると約1.09kgとなり、サイズはコンパクトながらややずっしりとした印象になる。

 問題は、キーボードにファンクションキーとタッチパッドがないことだろうか。画面のタッチ操作でまかなえるが、ここまでキー操作に違和感がないと、カーソルを動かすため、ついつい親指がタッチパッド操作をしてしまいそうになる。画面に変化が見られないことで、「そういえば、タッチパッドがないんだった」と気づく。

Fire HD 10
キーピッチは実測で約17mmだ。硬すぎず柔らかすぎないタイプ感で入力しやすい

 幸いFire HD 10は、マウスのBluetooth接続も可能だ。余っているマウスをあてがうことで(少しもっさりはしているが)PCライクに使えるようになった。

Fire HD 10
Bluetooth接続のマウスがあれば、より細かな操作ができる。モバイル時の荷物が増えてしまうのが少々口惜しい

 Android版と同じOffice Mobileアプリなので、できることは限られているが、それでもWordやExcelで図形やテキストボックスの挿入ができたり、ドキュメント内に手書きできたりするなどWeb版Officeより使える印象だ。

Fire HD 10
Fire HD 10でWordドキュメントを新規作成して表示。このまま(100%表示)では、Webサイトのようで少し編集しづらい
Fire HD 10
[表示]タブから[画面表示縮小]ボタンを何度かタップして、PCライクな表示にしてみた
Fire HD 10
Excelではグラフも作れる。デスクトップ版のように、要素の一部のみをカスタマイズする、といった高度なことはできないが、下書きとしてある程度イメージをつかむのに役立ちそうだ

 出先でメールをチェックして返信したり、書類を下書きをしたりする、校正をするといった使い方なら十分だ。中には、Fire HD 10エッセンシャルセットだけで仕事が片付くという人もいるだろう。

 Fire HD 10 エッセンシャルセットは、Officeを使いたい人も、ちょっと雑に扱える新しい端末を手に入れたい人も、またクラウドストレージを買っておいて損はないセットなのだ。

 上位モデルの「Fire HD 10 Plus エッセンシャルセット」も、プライムデーでは通常の2万7980円からさらに安価な2万1980円とお得になっているので、気になる人はぜひチェックしてほしい。

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